見出し画像

27歳と27Club

今年も早いもので、残すところ半年となりました。
昨日6月9日に私事ですが、27歳になりました。
お天道さんは、惨いもので、クソみたいな低気圧で
お祝いをしてくれました。
お陰様で、夕方まで寝込む有様。
前日は仕事でしたが、クソみたいな始まり方で
最後の最後に変な不義理に、
どつかれて終わりました。

僕が、27Clubに入っていたのなら
きっとこの一年間の間にサブカルの世界に
とてつもない人気を博して、
後世に語り継がれる様な作品を生み出して
来年の誕生日を迎えずに世界中から
惜しまれる人物になっていることだろう。

しかし、残念ながらそんな格好の良い生涯が、
僕に訪れる訳がないのは目に見えている。
きっと自分が何者なのかも分からず、
何をすべきなのかすらも分からず、
路頭に迷いながら、
暗鬱に28回目の誕生日を迎えることでしょう。

別に27Clubの仲間入りをしたい訳ではない。
ただ、27年間を生きて来て
そろそろ一日くらいハレの日が
訪れて欲しいだけなのだ。

マーク・ボランは、28歳を迎えた時に
どんな気持ちでいたのだろうか。
やっぱり悔しかったのだろうか。
だから彼は悪魔と契約したのだろうか。

何が構成作家だ。
そんな肩書きに捉われて、自分を見失っていき
一日が過ぎる度に才能の無さに苦渋をして、
心を不健康にしながら日々を過ごすくらいなら
構成作家としては、自ら27Clubに入ってやる。
そして、28歳からはハレの日の中を
大地に影を落として歩いてみせる。

バンドの曲も数ヶ月前に、
初めて納得のいくサビが出来たのに、
他の部分のメロディとコードと歌詞が、
全く浮かばない。
目の前の事に必死で比較的、
感受性が豊かだったのにそこが鈍感になり
インプットする事が出来なくなっている。
どうでもいい事には鈍感になれないのに。

前述した27回目の誕生日前日のクソみたいな一日。
この日に何となく気づいてしまった。
僕は兄ちゃんみたいな人間にはなれないと。
だって兄ちゃんは、天才だけど
僕は凡人のただの人間だから。
創作者やクリエイターとしてではなく、
人として兄ちゃんは天才で僕は凡人。

でも、だからこそ世の中が大好きで、大嫌いで
クソみたいな自分が大嫌いで兄ちゃんが
大好きなのだ。

だから27歳は少しでも兄ちゃんみたいな
天才になれるように生きようと思う。

マーク・ボラン
坂本龍馬
金八先生

時間の流れが速い世の中に
振り落とされる僕に生き方を教えてよ。

若輩者より。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?