一流の経営者に共通する「経営資源の配分」とは。
税理士として様々な経営者さんに関わるなかで、気付いたことがあります。それは「年商1億円を超える方には共通点がある」ということです。
シリーズ「大きく成長する財務戦略-年商1憶を超える経営者の共通点-」では、一流経営者の方々が身に着けている財務力を私なりに紹介していきます。今回のテーマは「経営資源の配分」です。
経営資源は常に不足している(USJを例に)
USJをV字回復させた日本一のマーケター、森岡 毅さんの言葉です。
多くの方はUSJを資金力のある会社だと思っているかもしれません。ハリー・ポッターを誘致するほどですから。しかし実際のところは何年も経営難で、その一方で達成すべき目標は非常に高かったそうです。私にとってUSJは「ハリー・ポッターで成功した会社」ではなく、「限られた経営資源を上手く使って目標を達成した代表例」です。
経営資源の配分こそが経営戦略
年商1億円を超える方々は、「無いもの」よりも「有るもの」をいかに使って最短で最大の成果を出すか、に意識を向けていると感じます。お金が無い、人がいない、時間が無い、売上が足りない、ことに目を向けるよりも、自分の管理下にあるものに集中しているのです。
おそらく一流の方々は、自分の経営資源の配分こそが、経営戦略そのものであることを理解されているのだと思います。そして、管理下にある経営資源を増やすことに力を注いでいます。
四大文明は厳しい環境で繁栄した
固い話が続いたので、すこし脱線して人類の話をします(笑)。
世界四大文明のエジプト文明、黄河文明、インダス文明、メソポタミア文明に共通している特徴は何だと思いますか?それは「人類にとって恵まれた場所ではないこと」なのです。厳しい乾燥地帯で生き残るために、人類は川沿いに集まり、農業を編み出し、コミュニティを作り、大きく繫栄したそうです。逆に、水や食べ物が満ち足りた熱帯地域では、文明は長く繁栄しませんでした。面白いことに人は、逆境下で支え合って成長する生き物なのでしょう。
足りないことが人を成長させる
人類の話から私の話になりますが、独立当初は全てが足りませんでした。今でも足りないことばかりです。しかし、売り上げが足りなければ集客力を、人材が足りなければ採用力を、お金が足りなければ財務力を磨いてきました。だからこそ多くの人と繋がりを持ち、講師業、飲食業、小売業など事業を拡げてこれました。また税理士業のクライアント数は、同年代の税理士の中では、かなり多い方だと思います。
私が思うに、一人で苦悩している経営者さんは多いです。自分が抱える課題を乗り越えたことがある先輩に相談したい、という方もいるのではないでしょうか。私としては、そういった方々を繋いだりしながら、挑戦する方々のお役に立っていきたいと思います。
橋本美菜税理士事務所は、
「社長の時間を生み出す財務パートナーに。」
「社長の成長を後押しする伴走者として。」
をミッションに掲げて、挑戦する方々をお手伝いします。
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