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中国で流行っているEスポーツについてご紹介!

皆さんこんにちは。エンジョイジャパンの橋本です。本日は、中国で流行っているEスポーツについてご紹介したいと思います。Eスポーツは、コンピュータゲーム(ビデオゲーム)をスポーツ競技として捉える際に使われる言葉です。中国では「电竞(ディエンジン)」と呼ばれています。

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近年、Eスポーツをコンセプトにしたドラマが中国で次々と放送され、中には過去の記事で紹介した子役出身の有名女優の「杨紫(ヤン・ズー)」が出演するドラマ「亲爱的,热爱的(Go!Go!シンデレラは片想い)」もEスポーツをコンセプトにしています。また、最近放送されたEスポーツドラマ「穿越火线(Cross Fire)」も話題となっています。

ここで、中国のEスポーツについて簡単にご紹介します。

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Eスポーツ文化の普及により、Eスポーツプレイヤーという職業が若者の間で人気になりつつあります。中国のEスポーツプレーヤーの規模は50万人を超えていますが、今後5年間で200万人近くになると予測されています。

かつて、テレビゲームはただの「遊び」と思われていましたが、今やEスポーツは新たな職業になり、世界トップクラスのプロ選手になれば国家のために競技に参加することとなるため、そこで優秀な成績を収めれば大変な名誉を手にすることができます。2020年6月に、中国の教育省はEスポーツプレイヤーをフリーランスの仕事のカテゴリーに分類しました。このことで、今後Eスポーツ業界に大きなチャンスが訪れると言われています。

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しかし、プロのEスポーツプレイヤーになるのは簡単なことではありません。才能が必要な上、努力も欠かせません。「脳力」、「視力」、「操作のスピード」などは最も基本的な条件になっていて、「戦術」、「チームワーク」、「ゲームに対する理解」もプレイヤーとして勝てるかどうかを決める大事なポイントになります。また、すべてのスポーツ競技と同様に、年齢は大きな影響を与え、20代が「高齢者」と見られることもしばしばあります。

Eスポーツ業界が注目されるにつれて、多くのスポーツ用品ブランドがEスポーツプレイヤーをブランドイメージキャラクターに起用しました。例えば、スポーツブランドの「NIKE」がEスポーツプレイヤーの「uzi」をブランドイメージキャラクターとして起用したり、中国の大手スポーツウェアブランドの「李寧(リネ)」もEスポーツプレイヤーチームである「LNGチーム」に投資し、現在チームは非常にうまく運営されているようです。

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以上、中国で流行っているEスポーツのご紹介でした。Eスポーツが注目されるようになったことで、PC用のメガネや目薬など、PCに関連する商品の需要も高まってきています。ゲームが職業になるなんてこれまで想像もつかなかったのですが、ライブコマースと同様に、今後中国で新しい職業が次々と出てくるのではないかと感じています。気になることがありましたら、ぜひ橋本までご連絡ください。

メール:hashimoto@enjoy-japan.jp

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