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注文住宅業界向け!1分で理解できる5フォース分析!【2】代替品の脅威

こんにちは!
ウェプロの橋本ハルカです!

今回は5フォース分析の中から「②代替品の脅威」
を分析するメリットについて詳しくご紹介します。


■代替品の脅威とは

代替品の脅威とは、自社のサービス・商品自体は異なるものでも、提供価値において同等と言えるサービス・商品などを指します。
顧客にとってより便利なものや安価な製品やサービスが登場すれば、自社製品からの乗り換えが起こる可能性があります。

①代替品

ここでいう代替品は、競合他社ではなく、業界外部から提供される自社のサービスや商品に匹敵するものを指します。既存製品は代替品により市場を奪われ、収益性が低下する恐れがあるため、代替品の脅威を理解することで、市場競争の状況把握や、戦略を立てる際に役立つ情報を得ることができます。

②分析のポイント

代替品の脅威を分析するにあたって重要なのは、利益の取り分をどの程度奪われそうなのかを把握することです。代替品のコストや数を分析することで、戦略的な意思決定が可能となり、収益を最大化できます。

③対策

代替品の脅威に対処するために、以下の施策が効果的です。

〇顧客のスイッチングコストを高める:顧客が他社に移るのを難しくするため、切り替えにかかる手間やコストを増やします。
〇独自のサービスや付加価値を提供する:自社の製品やサービスに付加価値を提供し、顧客に他社との差別化を感じさせます。

これらの方法を実行することで、競争から抜け出し、長期的な顧客関係を築くことができます。

■まとめ

代替品の脅威を分析することで、代替品に勝る独自の強みを強化し、新たな注文住宅ビジネス戦略に転換する道を見つけることが可能になります。また、代替品の脅威をチャンスと捉え、競争力を維持しながら、長期的な成功に繋げることもできます。

次回は、「③新規参入者の脅威」について詳しくご紹介します。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ウェプロ
橋本ハルカ

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