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自作フレームワーク紹介:宇宙戦艦記憶法

自作フレームワーク紹介の第2弾。前回はこちら

はじめに

私はかつて、「もしかして、独自の思考法とか開発したらかっこいいんじゃね?」といういささか不純な考えにより、いくつかのフレームワークを作ったことがある。作っている。今回はその中から、現時点で一番インパクトのあるものを紹介する。

ところで、私は昔っから暗記系の科目が苦手である。いくつかの記憶術について知識はあるものの、使いこなせた試しがない。
そこで、記憶術について学びながら、自分好みの記憶術を自作すれば愛着が沸いてうまく使えるようになるのでは、という期待を持って、新しい記憶術の開発をスタートさせた。2021年3月のことであった。

宇宙戦艦記憶法

記憶術の定番に「場所法」というものがある。これは簡単に説明すると、記憶したいものごとを想像上の空間のオブジェクトに関連付ける、という手法であり、古代より様々なバリエーションが存在する。場所法の一種である大野式記憶術によれば、場所法は生物の帰巣本能を利用しているということだ。

さて、一説にはこの地球上で生命が誕生してから約38億年という年月を積み重ねているというが、生物が進化の課程で獲得した記憶というシステムは、第一義的には生存することを目的としている。すなわち、命が懸かった状況では、より強く記憶に残るということが予想できる。

であれば、場所法の応用として危機的状況を想像することで、従来手法よりも強力に記憶することが可能となるのではないだろうか。そして、我々人間にとって命に関わる状況というのは、まぁ色々あるが、場所法としてはできるだけスケールの大きい入れ物が欲しいところだ。大きいと言えば宇宙…、宇宙船…、そう、宇宙戦艦である!

ということで、本手法は一般的な場所法の応用に過ぎないが、ポイントは宇宙戦艦とそれを取り巻く要素をどのように記憶と結びつけるかだ。例えば、外部要素としては敵艦や戦闘機、船渠、基地、衛星など、内部要素としては計器や居住ブロック、各役割の乗組員、搭載兵器といった要素が挙げられる。フィクションなので各要素の名前は好きに付けて良いし、頭文字法などの記憶術と組み合わせることも自由だ。

筆者は何しろ絵画のセンスが無いので、参考として恐らく日本で一番有名な宇宙戦艦の外観図のリンクを置いておくが、あなたが好きなものであればスターウォーズでもガンダムでも何でも良い。

 次の休日にやることの例。
画力はお察しください。

まとめ

本記事では場所法を中心とした記憶法について解説し、一例として自作フレームワーク「宇宙戦艦記憶法」について紹介した。名前の割にはちゃんと考察して作ったのだということが伝わればうれしい。

第3弾は、マ○キンゼーの有名なフレームワークをパクった参考にて開発した、Landscape Thinking Method(LTM)について紹介したい。




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