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逃げるが勝ち、いきたくない場所にいかなくていい社会

#こんな社会だったらいいな

僕は、小学中学高校、どの学校でも多かれ少なかれいじめを受けてきた。

でも、自殺しようとは思わなかった。

それは、単純に死ぬって「痛いだろうな」「辛いだろうな」「怖いだろうな」そう思った。

なにより、大好きな家族や数は決して多くはないけれど、大切にしてくれる友人に会えなくなることや、近所の美味しいお肉屋さんの唐揚が食べられなくなること。そんな小さな小さな希望が幸せな事にほんの少しだけ僕にはあったから。

今、夏休み明けの9月1日に若い子どもたちが自ら命を絶つという悲しい現実がグラフなどの数値で、無機質に「増加している」とだけ伝えられている。

今、死にたくなるほど、怖いいじめを受けている

今、家族にも先生にも言えないぐらい不安がある

今、自分のいる世界が教室だったり、学校、家しかなくて絶望している


そんな子たちに言いたいんだ

きみのいる世界だけが「すべて」じゃないってこと

いきたくないのなら行かなくていい

「現実的じゃないよね。」

必ず大人たちは言うだろう。

「学校に行かなきゃ、進級できないぞ」

「学校に行かなきゃ社会に出られないぞ」

「いじめに負けていたら、これから先何にも勝てないぞ」

そんなの「きみの人生」には関係ない。

君しかその苦しみはわからないのだから。

生きていくのは君自身なんだ。

いくことが苦しい場所に行って、これが自分の全てだと絶望しないでほしい。


この世界に君が必要なんだ。


まだ見ていない世界がある。

生きてこそいれば必ず視界が拓けるときがくるのだから

その時まで、逃げ続けたって良いんだよ。


今、思えば僕にとっては「ギター」だった。「音楽」だった。

別にプロミュージシャンなんか目指したわけじゃない。


でも、それをきっかけにできた友人たちは、

もう10年来の友達だ。いじめなんかない。

本当に好きなもので集った仲間だから。

素晴らしい物を届けてくれた。分けてくれた。

辛いことがあったって、相談にのってくれる仲間たちだ。



一時的にでも構わない。

無理して、いきたくない場所にいって

「これが自分の全てだ」と絶望してしまうより

「いきたくないからいかない」が認められて

「危険から逃げること」が良く逃げた!と褒められて

自分の本当に好きな事に誰にも邪魔せずに打ち込める

見える世界が大きく拡がっていく

そこで出会った仲間たちと楽しく生きていける


「逃げること」が「逃げだ!」と言われない。

そんな社会だったらいいな。

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