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博物館学芸員レポート課題【博物館情報・メディア論第二分冊】2021年度提出

略題「博物館における視聴覚メディア利用または情報通信利用の事例調査」
課題「博物館(展覧会)を実際に訪れ,博物館における視聴覚メディア利用,または情報通信利用について調査し,考察すること。」

範囲:指定文献 ・佐賀啓男 他『改訂 視聴覚メディアと教育』、樹村房、2002年、Ⅳ~Ⅵ章(p.91~179)
学修指導書5~9 
様式:横書き 2,000字程度

序論(第一段落)までを無料で公開しております。
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 博物館での学びとは、実物資料を通しての学びだけではない。例えば、資料の説明キャプチャーや、資料にまつわる写真や動画資料から知識や関連情報を得ることが出来る。また、学芸員によるギャラリートークや体験型のアクティブラーニングなどからも人々は各々が持つ感性を生かして学びを得る。本物に触れるということは、広い意味では事実を学ぶとも言い表すことができるだろう。博物館が歴史や過去の事実を後世に伝えていくためには、正確な情報の力が必要不可欠になる。資料に秘められた情報に加えて、特に視聴覚メディアの利用は、当時の様子、また時にはその時代知るために重要であり、利用者にとって便利なものだ。

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