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懐かしい未来

「未来は、前と後ろどちら側にありますか?」
と、問われたらあなたはどう答えますか?

未来☜前 ゞ( ̄ー ̄ヘ)))    後ろ☞過去

当然、未来は前と答えます。
進む方向だから。見てる方向だから。
そして過去は後ろ。振り向かないように。

不正解。╮(︶﹏︶"")╭
それは、当たり前の様に思い込んでいる固定概念でしかないと。
見えるのは前。後ろは見えない。
それは物理的に正しい。
でも、未来は見えますか?
進む方向ではあるけれど、手探りで何も見えてないのではないだろうか。未来って。
逆に、過去は見えている。
見えているというより、今この場所に立っているのは過去からの延長であり、経験という実体験があって何より自分が一番わかっている。
過去と未来の"価値観"が、いつの間にか逆転してしまっていることに気付かされる。

人生は、進行方向に背を向けて進む手漕ぎボート。

|(〜 ̄▽ ̄)〜/ボート ≡=─༄༅༄༅༄༅༄༅༄༅

見えているのは後ろの風景。
見えない前に向かって進む。
過去に囚われるのではなく、過去を読み、未来に向かって進む。
未来は、過去からの延長なのだよ。
"懐かしい未来"って素敵な響きだなと感心した。
"手探り過ぎる未来"より、よっぽどいい。

「懐かしい未来」谷口正次著を読んで考えてみた。

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