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伝えたい一つの言葉。(8/9メルマガアーカイブ)

どうも。クレオパトラの長谷川優貴です。クレオパトラというお笑いコンビでネタをしたり、エンニュイという劇団を主宰したり、CHARA DEというお笑いコンテンツ制作団体の代表をしたりしています。

(この記事は8/9にオンラインコミュニティのメルマガ用に書かれた記事を再編集したものです)


今日は、『広告・プロモーション』について。

先月、舞台公演をして感じたことは、やっぱりプロモーションが弱いなと言うこと。

プロモーションなどの本を、たくさん読んで勉強してきたので頭の中では理解しているのですが、体が一つしかないのでついていかない。創作と制作を同時にできるほど器用ではないので。昔は、自分のことを器用だと思っていたのですが、最近は向いていないと理解して、仲間を頼るようになりました。

キングコングの西野さんくらい両方できる人間なら良かったのですが、自分の限界に気が付きましたね。でも、気が付いてからはやりやすくはなりました。

今後どうやってプロモーションを頑張っていくか。

後輩や先輩に、「凄い才能だと思うからあとは、作品に金を出してくれる金持ちを見つけるだけだ」とか、「プロデューサーに見つかるしかない」などの意見をもらいました。プロモーション苦手なんですよねとか相談したわけではなく、舞台を観た感想で言われることが多くなりました。

悩んでいたところに、先月の舞台公演に出演してくれていた「せとたけお」さんから連絡がありました。「テレビに出ていたPRプランナーの人と長谷川さんが凄く合いそうだから出会ったほうがいい!」とのことでした。

出会えって言われても! どうやって出会うんだよ!

と思っていたのですが、よくよく調べたら知り合いでした。知り合い伝に、その方に早速メールを送ってみたところ、こんな返答がきました。

PRにおいては拝見する限り、ものすごく立派なオフィシャルサイトがあったりSNSなどのプラットフォームも最大限活用されていらっしゃるので、興味を持った人をどんどん引き込むことができる地盤をすでに確立されてるなあと。なかなかここまでできるのは一般企業でもないと思います。むしろ今は媒体に載せてもどんどん効果が期待できなくなっている時代なので先駆けてここまでやっている長谷川さんの先見の明はすごいと思います。何かのきっかけがあればいつでも人が集まれるようになっていることは、やるべきPRをちゃんとやっているということですし、最大のメリットだと思います。大きい話になってしまうのですが、恐らく現状「演劇」「コント」という大きな入口が長谷川さんにはありますよね。なんとなくですが、長谷川さんが表現したいことやたくさんの人と共感できたらすばらしいだろうなと感じていることが、必ずしもその入口じゃないといけないのかなあと少し思いました。長谷川さんの活動すべてを知っているわけではないのですが、御紹介いただいたたくさんの動画やインタビューよりも、長谷川さんが今伝えたい一つの言葉って何か、のほうが気になるというか。もちろんその言葉は作品やそのときごとに違うと思うのですが、「演劇」におけるPRの最大のデメリットは「わかりづらさ」だとはいつも思います。「見てもらわないとわからない」というのは演劇の当たり前中の当たり前ですが、膨大なコンテンツがある今の時代は「見てもらわないとわからない」ではほかのコンテンツと勝負ができません。演劇が今辛いのはそこかなと。たくさんの企画やたくさんの作品を活かして企画系の方々になにか斬新なPRコンテンツを作ってもらうなど注目を浴びるという手もある一方、たくさんの企画ややたくさんのコンテンツに埋もれてしまっている長谷川ご自身の魅力やクレオパトラのカラー、劇団全体の魅力などをシンプルに伝えていくという切り口もあるかと思います。「自分たちはこういう作品を世の中に訴えています」と言われるととてもハードルが高く敬遠してしまうのですが、「あなたとわたしの共通点はここです」「私はこれが好きです」と言われると一瞬興味が沸くというか、大多数の人たちが演劇を見るきっかけは、一瞬の「興味」の先に「作品」があることが多いのではないかなと。(有名作品や有名タレントが出ている作品は別として、です・笑)

前後の文章は割愛させていただき、僕に対しての感想だけ掲載させていただきました。

僕は、吉本にいる頃からずっとPRを自身で頑張ってきました。現在の芸人たちは、西野さんみたいなモデルがいるので、やりやすいと思いますが、あの頃は参考にするものもなく、ただひたすらPRの本を読み漁りました(笑)そこを褒めてもらえると嬉しいですね。

僕の『伝えたい一つの言葉』……。なんだろう?

でも、最近思っていたのは、やっぱり僕の武器は『お笑い芸人』ってことなんだろうなと感じていました。『お笑いを使ったコンテンツ・演劇』制作。そこを押しだして行くべきなのかなと。

なにか光が見えてきた気がするので、引き続き誰も通ったことがないお笑い芸人の道を、突き進みます!

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