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日記6/27-29 やっと人生始まったって感じ。

どうも。長谷川優貴(@hase0616)です。クレオパトラというお笑いコンビでネタをしたり、エンニュイという劇団を主宰して脚本演出をしたりしています。


6/27

朝9時頃に起床。ツイート作業をして布団から出る。

白湯を飲んで、脚本などの作業を進める。

公演を観にグルパリ君が来てくれて嬉しかった。

ついこの間、会ったばかりなのに、「痩せました?」と言われた。痩せてはないが、良く動いてるからリンパの流れがよくなって浮腫みが取れていたのかもしれない。舞台に立つと健康になる。

日々熱のあるパフォーマンスをしているグルパリ君に観られるとなるとなると少し緊張感が出た。全て曝け出さないとバレる。そう思って、小手先は使わずに全力でやるバージョンでやってみた。結果は観客の反応も良く、手応えがあった。もっと作品を良くするための何かもわかった気がした。

一人芝居というのは初だが、日々細かい演出を自分に付けていき更なる高みを目指すのが楽しくて、なかなか性に合っているのかもしれない。

それもこれも、僕を信頼して僕に全てを託してくれる、作演出の木皮成さんのおかげだ。

終演後に観に来てくれたグルパリ君と、シラカンの西君と、脚本演出の木皮さんとたくさん話せて楽しかった。

終電になる前に帰ろうということで、木皮さんはバイクで帰り、残りの三人は呑み足りないということで、渋谷駅まで歩きながら缶チューハイを呑んだ。駅がちかくなり、西君に「終電大丈夫?」と尋ねると、「こんなこと言って申し訳ないのですが、お二人が大丈夫なら朝まで呑んでくれませんか?」と言った。

若手の演劇人には珍しく芸人の後輩みたいなノリだったから嬉しくなり朝まで呑んだ。僕は、年下でも後輩でも、最初は気を許すまで敬語で話す。で、仲良くなったらなったで、「こいつ急に敬語やめたな」と思われたくないからタイミングを失い、ずっと敬語なことが多い。芸人の後輩以外で、敬語を使わない相手は稀かもしれない。だが、何故か西君には数時間でタメ口で話せるようになった。

正直、なにを話したかも覚えていない。ただ、気が合ったことだけは覚えている。

入った店が2時くらいで閉店したから、外に出てグルパリ君の路上ライブに同行することにした。

グルパリ君は、毎日夜中に路上で歌っている。

彼の歌は街に馴染む。朝方には、何故か西君も今の気持ちを叫ぶという路上パフォーマンスをしていた。通りすがりの人が何人か親指を立てて、グッドとジャスチャーしてくれていた。

僕もパフォーマンスしろと言われたが、さすがに疲れすぎていて断った。以前、グルパリ君と路上パフォーマンスしたことがあり、その時は街に全力でツッコむということをした。初対面の西君にノリが悪いと思われたくないので、少しだけ街にツッコんだ。ヒカリエなどのビルに「でけぇな!!」と全力でツッコんだ。気持ちが良かった。マトリックスの銃弾を避けるシーンの様に体を反らしながら叫んだら、ホーンテッドマンションの最初の部屋の窓のように、ビル群の景色が一瞬伸びた。

良い夜だった。最後は朝だったけど。


6/28

二日酔いで、ひたすら寝た。

夕方過ぎに起きて作業をした。

noteとYouTubeを更新して、ドローイングしてから寝た。

40になってから、日々の積み重ねを怠らないようにしている。

未来は自分次第だから。


6/29

起きたら昼前だった。それでも寝たりなかった。確実に疲れている。

めちゃくちゃ怠かった。

7月2日にエンニュイの顔合わせがあり、それまでに脚本を上げなければならない。しかし、このままのスケジュールだとギリギリだ。いつも、エンニュイでは稽古しながら作ったりするのだが、今回は12ヶ月公演の最後なので稽古初日から完成された台本を用意したい。今やっている一人芝居が3日までなのに2日に顔合わせは、無理があると気が付き、日にちをずらしてもらった。今までの僕なら、ずらしてほしいということが気を使って言えずに、無理やり顔合わせして失敗していたと思う。が、最近はちゃんとできないことは、できないというようにしている。そのおかげで、少しずつ生きやすくなている。

15時半くらいから、知り合いの制作さんにエンニュイのプロデュースについて相談した。前々から相談を聞いてくれていた制作さんといい、この前話を聞いてくれた尊敬する文筆家の方といい、なんの得にもならないのにアイデアをくれて凄く有難い。感謝。

3月のかながわ短編演劇アワード辞退の時から、劇団の運営について向き合っている。エンニュイを真剣に売れっ子劇団にしたい。

今日、色々話ができて、なにか希望のようなものが見えてきた。創作がしやすい環境が出来上がっていく未来の輪郭が見えてきた。

公演後の帰り道、歩きながらお金を借りている先輩にLINEをした。どうしても金がなくて今月の返済額を1万円にしてほしいとお願いをした。なんども、文章を書いては消し、なんとか送った。先輩は優しく了承してくださった。頑張らないといけない。生活を安定させたい。稼いで、恩返しがしたいし、困っている人を助けられるようにもなりたい。

生き方を模索する。

失うものの方が多かった気がするが、最近わくわくしている。以前の日記で解像度が上がってきたと書いたが、ホントにどんどん上がっていて、やっと人生始まった感がある。この解像度で早くから見れている人が若くして成功しているんだろうな。

40だからと諦めずに、40だからこそと、様々なことに挑戦し行きたい。






今公演している芝居の内容は、未来のお話。お話というか一人の男の未来で生活する様を覗き見る感じ。遊園地のアトラクションの様な、水族館の様な。ジャンルはわからないが新しい質感のパフォーマンス。

今回の公演は、2作品を日替わりで交互にやっていく。もう片方は出演者がたくさん出ていて物語があり台詞もちゃんとあるダンス作品みたいな公演。2作品ともテーマは、ゲーテのファウスト。2作品セット券もあるから、両方みるとより楽しめる。

興味がある人は是非劇場へ。


6月22日(水)-7月3日(日)

【​ファウスト2作国際共同制作公演】
「Like Dream and Dreams(ゆめみたい)」

↓詳細



今日も最高の1日でした。明日もなんだかんだ生きましょう。全てに感謝。おやすみなさい。

明日もみなさんに幸福が訪れますように。


Vlog



告知

僕の主宰する演劇ユニット「エンニュイ」の3年ぶりの本公演の情報が公開されました。僕の中の本公演は、試作品を経て大衆が面白いと感じてくれるもののことを言います。ここ数年培ったものを全て出せるように頑張ります。何卒。

エンニュイ第4回本公演

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『無表情な日常、感情的な毎秒』

2022年7月29日〜31日
spaceEDGE

脚本・演出 長谷川優貴
脚本の断片 今まで出演してくれた全てのメンバー

公演詳細


<メンバー>
青柳美希、荒波タテオ、市川フー、小林駿、zzzpeaker、長井健一、二田絢乃、 波多野伶奈、ヨシオカハルカ(actors team Re-birth)

<日時>
2022年7月 29日(金) 19時
30日(土) 14時/18時
31日(日) 13時/17時
*受付開始・開場は開演の30分前
*上演時間約90-100分(予定)

<チケット>
◎劇場観劇(当日精算・日時指定全席自由)
一般 ¥3500 / U-25(要年齢確認証提示) ¥3000


◎配信観劇(事前精算・2週間アーカイブ付) ¥2000



<会場> spaceEDGE 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-26-17 野村ビル1F

<スタッフ>
照明:緒方稔記(黒猿) ドラマトゥルク:青木省二 制作:宮野風紗音(CHARA DE/かるがも団地) 制作協力:土肥遼馬(東京軟弱野菜) 配信:高畑陸(シル/CHARA DE) 宣伝美術:zzzpeaker プロモーション協力:貴志砂印 主催・制作:エンニュイ



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