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今月の漫画ピックアップ‼︎ 2022年10月号

11月30日に9月のまとめ描き終えて、それじゃ早いところ10月分も書かないといけないじゃないか‼︎ うわーんこうして休日が別に誰が頼んでいるワケでもない、己に課したnoteで潰れていくんだ……上等だぜ‼︎

「スナックバス江」より。今回もよろしくお願いします。

それじゃ10月分行ってみよう‼︎

ラーメン赤猫 1巻

アンギャマン先生は昔ジャンプ+でやってた「夜ヲ東ニ」って漫画が2巻で終わっちゃったけど、面白かった。それでもって、先生の個人サイトでなぜか自宅のある大阪から徒歩で旅行する様がなんか妙に面白かったので注目してた方。

基本ジャンプ+で「面白い」と思った作品は即読むのやめて単行本待ちするんだけど、これは一回読んでも全然大丈夫なタイプの話なので読んだ上で単行本も買う。猫好きだし、ラーメン旨そうだし、コメディでも人情でもある、割と好きな要素だらけのステキ漫画、今月のMVP候補でした‼︎


チェンソーマン 12巻

一方ジャンプ+で第2部の連載が始まり、「早く単行本待ちしなきゃ‼︎」と思ったのにズルズルと読んでしまい、その結果まんまと12巻収録の回までバッチリ読んでしまったチェンソーマン、当然面白い。もう田中脊椎剣で勝負アリだけど、「鬼ゴロシ」でも同じようなシーンがあったから最近のグロ系漫画のブームなのかもしれない(?)。

ちなみにここで書くことでもないけど、藤本先生もうTwitterの名義自分にすれば? なんかTwitter社の勘違いで一回凍結されてたみたいだけど、そもそもずっとアレ滑ってるようにしか見えないんだよな……

ツレ猫マルルとハチ 2巻

表紙のキャッチーさからは想像もつかないハードな猫の話。野良猫の話になるのかと思いきや、終盤で新展開に入る。なんにせよ、悪い展開にはならなそうでなにより……

「神様」のいる家で育ちました〜宗教2世な私たち〜

集英社で、とある宗教からの抗議で出版できなくなった作品。何年か前ラジオで聴いた話では「出版界で今単純に書籍の売上で黒字出せるのは集英社だけ」って話だったので(まぁ特に裏を取ったワケじゃないが)、他社がある程度売上を見込めると思った本しか出せない中、集英社は攻めた本でも出せるとのこと。

そんな集英社でNGが出るってあそこどんな抗議したんだよ……って呆れてたけど、やはり文藝春秋社はレベルが違うな‼︎ さすが日常的に社内で「また訴訟食らっちゃったよー」という会話がカジュアルに行われる社内(ソースは伊藤理佐先生の週刊文春見学漫画)、ビッグリスペクトだね。

そしてこれ、絶対抗議した奴ちゃんと読んでねえだろって内容だったのよ。

俺は宗教入ってないけど、土地柄近くにデカいSが2つとEの家回りがあって幼少期からそこそこ嫌な思いをさせられてたのよ。そっち側のことが分かるってか、そりゃ2世は苦労するよねって内容になっててね。こんな言い方が正しいかはアレだけど、作品としてめちゃくちゃ面白かった‼︎

菊池先生の他の家族の話なんか読んでおくと、より解像度が上がるかも。

ハコヅメ 22巻

終わりに向けて、最後の日常会かな? 次巻からロングシリーズって予告もあるし。

とは言え、こういう巻に諸々の伏線がぎっしり詰まってるのがハコヅメだからな。油断ならねぇ‼︎


アフターゴッド 3巻

さて、一気に非日常でグローい感じに振ってきたな……流石のオリジナリティ、やはり読むのに体力持ってかれるぜ‼︎

ひとでなしのエチカ&ゴクシンカ 1巻

Twitterでたまに見かけるピエール手塚先生、なんか漫画自体はちょいちょい見たことあったような気がしたが、どうやらこの2冊が初単行本とのこと。

俺があの人の漫画を初めて読んだのはジャンプ+の読み切りだったと思うけど、一風どころか三風くらい変わったラブコメ(?)だった気がする。しかしこれ2作ともヤクザ話。

作風にも絵にもパンチがありまくりで、この才能の塊は広く知られるべきだな‼︎

うつ病になってマンガが描けなくなりました 発病編

相原先生も鬱になったと。竹熊健太郎先生も鬱だったとかあったけど、やっぱ俺それを作品にするのが逞しい。そしてこれも言い方がアレかもしれんが、やっぱ面白いんだよなぁ。洒落にはならんけど、面白いぜやっぱり。

余談だけど、相原コージ先生のカミさんて杉作J太郎さんに「アスラン(ガンダムSEED)のモノマネを頼むからやめてくれ‼︎」って言った人だよなと記憶してて、その話が凄い好きだというどうでもいい話。

ゴリせん 4巻

パワープレーギャグ漫画で、続いても3巻くらいかなと思ったら意外に続いているようで嬉しい作品。表紙がショーシャンクオマージュなのもなんかいいね。しかしこの巻にそんな話はなかったハズだが……

ひねもすのたり日記 5巻

ちば先生が、あの歳でフルカラーで漫画を描いてるってだけで文化遺産レベルって話よ。つまんねーワケがないのよ‼︎ 今回で言うと、あしたのジョーの取材で山谷に行った話とか東京の歴史変遷を見る楽しさもあるワケだからね。

これからも楽しみにしております、お身体にお気をつけて‼︎


月間MVP  そのへんのアクタ 3巻

え、こんなに面白いのに3巻で終わっちゃうの‼︎ とビビる面白いゆる終末コメディ。個人的に主人公アクタはゆる相良宗介(フルメタル・パニック!)って感じで、アレの短編をさらにゆるくした感じの世界観がとても良かったですね。

この漫画読んでから、稲井カオル先生の過去作にも当たってみたけど作風なのかなんというか、マジメになり過ぎないというか端的にずっとふざけてる世界観なのが共通かな。これは多分狙ってやろうとしてもなかなかできないと思うので、素晴らしい才能の持ち主かと思いますね。この世界観好きだわぁ、全体的にほんのり優しくそれでいて不快になるようなギャグもキャラもなく。パンチがないか? と言われるとそうかもだけど、めちゃくちゃいいと思いますよ楽しくて‼︎

そんなふざけた世界でありながら、最後のアクタの笑顔にはちと感動させられたしね。大変素晴らしい漫画かつ、稲井先生の次回作も間違いないことでしょう。期待しとります‼︎

その他の漫画

「全部ぶっ壊す」4巻は、初っ端の話からいきなり面白くて何より。

「僕のヒーローアカデミア」36巻は、ちょっと今後の出方が分からないと派手にネタバレになる可能性と、下手すると酷く作品の質が下がりそうな2通りの可能性を考えて言及不可でございます‼︎

「あかね噺」3巻は、この作品自体「ヒカルの碁」的にジャンプのフォーマットに落語を当てはめていくスタイルという珍しいやり方だけど、わざわざそうしなくても成立しそうな面白さだと思いますけどね。変に大会とかの競い合いばかりにしなくても良さそうだけど、まぁ連載を続けるためにも山場は必要なのかも。

「のボルダ」2巻は、鬼頭先生が楽しそうに描いていてくれれば何より‼︎

「スクールオブトレード」1巻は、明らかに「FX戦士くるみちゃん」から着想を得てるんじゃないって感じがするけど、それならば全然露悪さが足りてないと思います。

「トリリオンゲーム」5巻は、特に言うことはなく面白いです‼︎

「セカイはアレでデキテイル」3巻は、打ち切りでしょうな。そもそも電撃マオウは山本晋先生と水が合わなそうだし、いい才能の持ち主だと思うんでどっかで見つかって欲しいなぁ。

「終の退魔師」11巻は、毎度あっちゅうまに読み終わっちゃう漫画。これも言うことなく毎度面白い。




てな調子で、もう12月だけどこれから11月分を書きますので最後までよろしくお願いします‼︎

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