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今月の漫画ピックアップ‼︎ 2023年7月号

6月の漫画もかなり豊作だったけど、7月も凄いな……読む方も大変だぜと思いつつ、いい漫画がたくさん読めるのはありがたい時代だぜということで、8月も終わりかけだけどクソ暑かった7月行ってみよう‼︎

「RHYMESTER/なめんなよ1989 feat.hy_4yh」
ハイパヨちゃんとのフィーチャリングは熱いなと思ったが、曲もタイトで素晴らしかった‼︎


月間MVP  鬼ゴロシ 11巻

とうとう親娘揃っての、もはや暴力というよりは殺戮ショーとでもいうのだろうか……

若干ネタバレするけど、ある意味始まりの重要人物をいとも簡単にあーしちゃうところとか気前が良すぎると思いますよ、めちゃくちゃ面白れぇ‼︎

7月、めちゃくちゃ豊作だったけど一際俺の中で輝いた鬼ゴロシは圧巻のMVP‼︎


FX戦士くるみちゃん 5巻

相変わらず悪い‼︎ 悪い漫画だよ……FXで人は幸せにはならないんじゃないかと思わせる、恐ろしさに満ち溢れてやがる。

奇数巻はまた表紙詐欺感をマシマシにしてくる辺りも悪いしね。皆人の不幸は大好き、漫画だから後腐れもないし‼︎って感じで次巻もまた祭りの予感。

らーめん再遊記 8巻

これだよコレ、コンサル話後から芹沢成分が強めになるとこからまたかなり面白くなってくるじゃんよー。

蒲田に向かいながら、チャリンコで明らかにギターウルフの環七フィーバーを口ずさんでる辺りが油断ならなかった‼︎ やっぱ芹沢さんを中心に話を動かして欲しいねぇ。

異剣戦記ヴェルンディオ 5巻

難しめのテーマに入ったと思いきや誰も知らないタイプの酔拳を出してきたり、緩急から急に本筋に繋げるあたり七尾先生はなかなか凄い。弱点は強いて言うなら遅筆なくらいか。

こういう硬軟自在な展開に弱い俺、ただただ連載が続けば確実に面白いモン見せてくれるという熱い信頼がある。

こんなこと言ったら悪いかもしれんけど、もう前作ヘルクは余裕で超えてきそうな予感すらある‼︎

高校生家族 11巻

本誌で急に終わったらしいという噂だけ聞いてたけど、単行本はかなり内容マシマシにしてくれれて最高だった‼︎

前作にハマらなかった身としては、まさかこんなに仲間先生の漫画にハマるとは思わなかったので次回も十分期待できると思う。とてもいい漫画だったぜ‼︎

Watch Dogs Tokyo 1巻

原作のゲームはまったく知らんのだけど、サイバーパンクな東京でサイバーなヤクザ相手に泥臭い警官とスタイリッシュなハッカーが立ち向かうのがとても爽快感あってサイコー‼︎

ROPPEN-六篇-  2巻

私ゃ宮下先生の「東独にいた」がなんか全然受け付けなかったんですが、ROPPENは前巻の足男って敵がサイコーすぎて一気にノレたんだけども。

今巻は5人のライバルが出てきてそれぞれ腹にイチモツありそうな感じだったんだけど、最初の敵との戦いが意外なほど意外性を含まなかったというか、最初の期待値を超えてきてくれなかったというか。

あと割とイカれ漫画感を出してくる割に、主張だけは一丁前で何もしてないヒロインの存在がなぁ……これでピーチ姫展開にでもなろうもんなら、一気に見てらんなくなりそうでな。とはいえ狙撃のところは凄く良かったし、見所はあるんで今後に期待‼︎

クマ撃ちの女 11巻

一時期もう終わるのかな? なんて思ってたのも何処へやら、前巻から登場した宮下さんもイカレてて面白いなと思ったら久々登場伊藤くんの取材相手もパンチがありすぎてこれまた面白い‼︎

あっちゅうまに読めたんで名作‼︎

まったく最近の探偵ときたら 14巻

ガッツリ表紙詐欺をかましてきたと思ったら結構内容的には重要な巻……?

と思わせておいていつものパワープレーギャグが多すぎて結局何だったのか分からない、相変わらずサイコー‼︎


今月の1巻

近野智夏の腐じょうな日常

先日完結を迎えた「外道の歌」というよりはそのスピンオフである「園田の歌」でお馴染み、無敵のサイコ殺人鬼近野ちゃんを主人公に迎えた新作‼︎ と期待したが、なんかそれらと比べてなかなかのパワーダウンを感じてしまった……

近野ちゃんはもっとイカれてると思うんだよなぁ、なんか違う……フツーの漫画の中での理性的な犯罪者って感じで、過去作にある「ガチオタかつヤバめなシリアルキラー感」があまり出てないというか。なまじ「園田の歌」が本編食う勢いで面白かったモンだから期待しちゃうんだよな。

ないない堂 〜タヌキ和尚の禍事帖〜

「Q.E.D-照明終了-」などで俺の熱い信頼を勝ち取っている加藤元浩先生の最新作。毎回と言っていいほど男女バディモノのミステリ物なんだけど、今回は1番Q.E.Dシリーズから割と遠い感じのする2人で新たな地平を開拓する感じ、とても信頼できる‼︎

ダイヤモンドの功罪 2巻

こりゃまた意地の悪い漫画だなぁと……「持たざる者」が挑む漫画は数知れず、まさか「持ってる者」が挑まなきゃならない話は珍しい。

これ現段階まではめちゃくちゃ面白いんだけど、これフツーに野球に打ち込める環境になったらフツーの野球漫画になっちゃうんじゃないかな? って思うんだけど、おそらくそれに対する答えがなければスタートしてない気がするので、今後がどうなるが想像がつかない部分が多くてこれからも面白そう‼︎

今月のイマイチ

生きてるうちに推してくれ 3巻

続けてこのコーナーインなのはある意味伸び代がデカいとも言えるか?

あとがきにてやはり丹羽先生、アイドルはまったくの専門外であるとのことで漫画を描くために取材を始めてから知ったと。それならば前作の自分の分野である特撮との解像度にこれだけ差が出るのも致し方なし、と言えるっちゃそうだけど。

寺、アイドル、心霊どれを取ってもイマイチというかなぁ……丹羽先生の自虐を含む笑いネタとイマイチ合ってる気がしないんだよな。なんかTwitter(X)で漫画好きな人の感想はほぼ肯定なんだけど、ホントか? どう考えても前作のいいイメージでみんな無理やり褒めてない?

少なくとも3つの内、どれか一つに絞って話を展開すればもっと良くなりそうな気がするんだよな。どうも全部とっ散らかってて全部が上手く行ってない気がするんだけどなぁ。

1番わからんのは、ミサキがアイドル続ける理由なんだよ。ただスカウトされただけで、自分を変えたいってだけで続けるんだとしたらあの性格だと無理がある気がして。今回だったら自分が理想のアイドルから「力を貰った・生きてく理由を貰った」みたいなのが必要だと思うんだよなってこんなに書くなら個別で記事書きます、今後に期待‼︎

呪術廻戦 23巻

呪術は別に面白くないとかじゃなくて、今何やってんだ? って感じに分かりにくいのと、乙骨今何してるんやって感じと、虎杖空気すぎるのとそろそろ五条先生出てきてもいいんじゃないですかねとかね。


その他の漫画

「カモのネギには毒がある 5巻」やっぱ最後にはいい話であってほしいって感じに必ずなるのはいいよね。好き‼︎

「裏バイト:逃亡禁止 10巻」普段が嫌な感じなだけに、橙が出てくる回が面白すぎるのよ……

「ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット  4巻」好き勝手猫にしてるのが楽しい漫画ですね。

「Q.E.D. iff-照明終了-  25巻」相変わらず、加藤先生の倫理観がとても信頼できるなと改めて思う巻でしたわ……

7月、大豊作かつ8月もなかなかボリューミーだぜ……今8月下旬に書いてるけど、全然8月の漫画が読み終わってないから頑張って読まなきゃ‼︎

てなワケで、来月もよろしく‼︎

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