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長谷川博一
2019年10月10日 23:21
【 1 学校というところ 】 僕は大学へ行って心理学の勉強をしたくなった。まず小学校へ行ってみよう。もうすぐ6年生の2学期も終わりに近づく時期だ。喋り方にも、使う言葉にも、困ることはなくなった。これも定一さんが『神田川』を歌ってくれたお陰だ。僕の大切なパパとの記憶の断片を手にしたことが、不登校生活を一変させることになる。パパはお星さまになっても、僕のこころの中で生きている。 ユリ姉ちゃんも、高