長谷川大

長谷川大と申します。役者をしております。主に芝居だったりについて、自分なりの発見などを…

長谷川大

長谷川大と申します。役者をしております。主に芝居だったりについて、自分なりの発見などを書いて行こうと思います。

最近の記事

【芝居の構造】

リーストラスバーグを礎にしてると言ったものの、構造に関しては様々な別の学問や人間や作品やらの影響を受け考察した物になります。 まず芝居をするのは稀に違う事もありますが殆どが人間の役であり、人間の構造とコミュニュケーションの構造が芝居の構造でもあると僕は考えます。 コミュニュケーションの構造は僕が思うに大きく分けて三つの段階があり、それを投げ合っていると思っています。 まずは何か物事を感じる、そして考える、踏まえて表現する。が基本だと思います。 突発的な事で考えるの領域が

    • 芝居のアプローチ

      僕の芝居のアプローチの礎は、あくまで礎でしかないのですが、リーストラスバーグシステムと言う演技法で、スタニスラフスキーシステムからの派生系のいわゆるメソッド演技法です。 やたらとメソッドに弱いと言いますか、安直にそれが本物なんだ、など思う人もいるので少し言うのに気が引けるのですが、自分の礎はリーストラスバーグメソッドです。 ステラアドラー、マイズナー、イヴァナチャバックなどスタニスラフスキーからの派生系は沢山あるのですが、僕が主に学んだのはステラアドラーとリーストラスバー

      • 役者と俳優

        僕はいつも俳優ではなく役者と言う表現を使います。 演技よりも芝居と言う言い方を選びます。 意味合い的に同じで、こだわりがない人もいますが、僕は大切にしています。 字面で見て、意味が同じ事でも明確な違いがあると思います。 例えば、幻想的なものを思い浮かべてください。 次にファンタジーなものを思い浮かべてください。 思い浮かべたものに少なからず違いはあると思います。 しかしながら、意味は全く同じです。 ファンタジーは日本語で幻想的で、逆も当然同じです。 同じ意味の言葉が

        • 役者になった時の話し。

          消去法で役者を始め、僕が思った事は 役者になるとある種人間を辞めるみたいな感覚があると思いました。 自分が商品としてやっていかなければならない訳だから、髪型だったり体型だったり振る舞いも商品とならなければならない。 今でももっと徹底しなければと思います、、、。 スケジュールも実際仕事で祖父の葬式に出られなかったりもしました。 ただまぁ僕はその時人間である事に全く未練もなく平気でした。 というより、人間辞めるつもりで役者になろうと思いました。 葬式行けなかったのは悲しかった

        【芝居の構造】

          長谷川大です。

          はじめまして。長谷川大と申します。 2009年より役者をしており、現在11年目の29歳です。 まだまだ修行が必要で、作品にもまだまだ出たりないのですが、これまでやってきて自分なりに思った役者と言う職業についてや芝居の事、他に自分が感じている事を書いて行こうと思います。 最初なのできっかけの話しをします。 何故役者になったのか…。 まぁ消去法です。 中学、高校と剣道をやっていて、大学も剣道でそのままだと進む事になってました。 その先には警察官、教師、自衛隊……。

          長谷川大です。