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推す時に気を付けたいこと(その2)

日常生活の中で誰かに依頼や改善を求めるとき、相手に合わせて言葉の選び方や話を持ち掛けるタイミングを使い分けると思います。目上の人に話す時、同僚に話すテンションでは話さないですよね?

推しを応援するときも同じです。SNSへの投稿や配信など、推し自らわざと面白おかしく話してくれるような場では、みんなで突っ込んだり、失礼の無い範囲でプライベートに関わる話題をぶっ込んだりして、素に近い姿を引き出して楽しめばいいのです。でも、その人が演者としてステージに立つこと(そのイベントやライブに関わること)に対して軽々しく意見するのは、あまり良くないんじゃないかなぁと思うのです。

ステージに立つ方(演者)が1から10まで全て企画・運営しているイベントならば、内容について不明な点があれば直接問い合わせるのもやむを得ないと思います。でも、プロの方が出演する公演は、多くの場合がプロダクションやイベンターなどが取り仕切っていて、ステージに立つ以外演者が関わることはほとんどありません。この場合、終わった後に「実はこういうことがあったので、次回は改善してほしい」ならまだしも、これから行われる物に対し、情報解禁が遅いとかチケットの番号が悪かったとか、運営に関わることを演者にぶつけても、困らせてしまうだけ。
百歩譲って、どうしても演者本人に確かめないといけない場合は、「自分なりに調べたり運営に問い合わせたのですが、返事がないので、やむを得ずご本人におうかがいさせていただきます。お手すきの際にご確認、ご回答いただけないでしょうか」くらいのスタンスで返事を求めすぎないことが必要と思います。そもそもがその方の仕事の中で関わらない範囲のことを質問してるわけだし、もっと言えば演者に直接問い合わせられる機会なんて本来そうそうないのですから。

僕がよくライブに参加している浅岡雄也さんの場合は、ソロ活動についてはご自身で運営されているのでファンクラブでのチケット優待などの特典がありますが、バンド活動(FIELD OF VIEW)の時は、運営はFIELD OF VIEWのメンバー以外の所で行われるわけです。だから、バンド名義のことについて、viewのメンバーに直接問い合わせるのは基本的にはNGな行為で。あちらにとっては問い合わせてきた相手はお客さんですから、無下にはできないでしょうけど、実際は知らんがなってことも多いのではないでしょうか。主催者が何処であるかをよく調べて問い合わせた方が、自分にとっても、好きな相手にとっても効率が良いので、是非そうしたら良いと思います。
その辺の仕組みを理解しているだけで、問い合わせる案件や言葉の選び方もガラリと変わると思います。

出演者にとってはお仕事かもしれないですが、応援する立場としては万全な状態で気持ち良く本番を迎えてもらいたいわけですから、闇雲に要求を突き付けることはできるだけ避けたい行為ですね。

読んでて疲れそうな内容になってしまった気がしますが、もしかしたらその3に続くかも・・?とりあえず今回はこの辺で。

では、また明日!



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