子どもと接する

今の部署に限らず、仕事の中で子どもと接する機会が多くあります。

自分は子どもが苦手。色んな所をよく見ているから。目の前にいる大人が自分とちゃんと向き合おうとしているかシビアに判別しているから。

そして、とても素直。何かを教えたり伝えたりする時に、言葉のままに受け取り、解釈する。

だから正しいことを正しい方法で教えなかった時、正しくない方法で素直に受け入れてしまう。一度間違った情報でインプットされてしまうと、正しい情報に書き換える労力はとても大きくなるし、それがその子の成長に影響を及ぼすかもしれない。

自分自身、子どもの頃に大人から言われた嘘や作り話から受けた恐怖やネガティブな気持ちが、トラウマとまではいかないまでも、今だに拭えないままこの歳を迎えていることもあり、そう考えると、今度は自分が大人として子どもに向き合うことがとてもプレッシャーに感じるのです。だから僕は子どもが苦手。

でも、子どもが嫌いということではありません。子どもは何にでも興味を持つし、チャレンジしようとする。面白いと思った物に熱中し、純粋に物事を見ることで、大人にとっては当たり前と見過ごしがちなことに新たな視点を提供してくれることもあります。

また、子どもは平等で、他人が何かを持っていなかったり、出来なかったりという理由でその人の価値を判断しません。だから、子どもと接する上で求められるのは、大人だからといってなんでもできることではなく、不得意なことがありつつも日々たくましく生きている姿を見せることなんだろうと思います。もちろんなんでもできる大人はめっちゃくちゃカッコいいけれど笑。

子どもが危険にさらされたり、社会的に良くないとされる行動を取ったりすることから守る必要はありますが、それは大人としての社会的な義務と責任であって、それを理由に子どもとの主従関係が発生するわけではありません。感情を持った一人の人間という点は、大人も子どもも変わりませんよね。これからも苦手な子ども達と一緒に、できるだけ同じ目線で学んでいけたらと思います。

では、また明日!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?