長谷部浩

自由に長い劇評を書きたい。そんな願いが高まってきましたので、NOTEを選びました。 書…

長谷部浩

自由に長い劇評を書きたい。そんな願いが高まってきましたので、NOTEを選びました。 書くことは、今も、大好きです。読者のみなさんが、こんな考えもあるのかと、 思っていただけるような評でありたいと思っています。

マガジン

  • 長谷部浩のノート お芝居と劇評とその周辺

    歌舞伎や現代演劇を中心とした劇評や、お芝居や本に関する記事は、このマガジンを定期購読していただくとすべてお読みいただけます。月に3から5本程度更新します。お芝居に関心のあるかたに愉しんでいただけるとうれしいです。

  • 追悼文集成

    これまで書いてきた追悼文を集めました。十八代目中村勘三郎、十代目坂東三津五郎をはじめとした悲しみの記録です。だんだん年齢を重ねるうちに、こんな仕事が増えてきました。

  • 外国人演出家の仕事

    ストレートプレイもミュージカルも、演出家を外国から招聘して、稽古場をゆだねる傾向が続いています。私にも、シアタープロジェクト東京の芸術監督を務めたデヴィッド・ルヴォーの演出論『傷ついた性』があります。なぜ、日本のプロデューサーは、外国人演出家を呼ぶのでしょうか。

  • ロンドン演劇雑感2024春

    久し振りに英国を訪ねました。チケットシステムも劇場回りのテクノロジーも激変しています。映像のこと、幕間のアルコールのこと。日本の演劇界も、どこにいくのか。。深く考える機会になりました。劇場を愛するみなさん。どうぞ、お読みください。

  • 私なりにミュージカルを読んでみる。

    現代演劇や歌舞伎について長い間、書いてきましたが、ミュージカルについての文章は、決して多くはありません。それでも心に残る舞台は、日本でも海外でも接してきました。ミュージカルを単なるエンターテインメントではなく、私たちの世界に深く突き刺さる表現が増えてきたようです。

ウィジェット

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    権力と孤独――演出家 蜷川幸雄の時代

    長谷部 浩
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    天才と名人 中村勘三郎と坂東三津五郎 (文春新書)

    長谷部 浩
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    坂東三津五郎 歌舞伎の愉しみ (岩波現代文庫)

    坂東 三津五郎
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    坂東三津五郎 踊りの愉しみ (岩波現代文庫)

    坂東 三津五郎

記事一覧

【追悼】巨星、唐十郎さんのとろけるような笑顔。

 演劇界の巨星が墜ちた。  私の演劇観は、唐十郎によって作られた。私は状況劇場の遅れてき…

長谷部浩
1時間前
3

小太郎の散歩から帰って、東京新聞の書評を渡し、三田文学の演劇評に移る。頼まれた枚数までは、達したので、ちょっと原稿を休ませて、日曜日に直すことにする。明日は、歌舞伎座。連休中とはいえ、劇場に休みはないものなんです。
ベランダのバラを眺めるとほっとします。

長谷部浩
1日前
2
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+3

ベランダで、ばらを育てています。季節ですので、何枚かお目にかけます。

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長谷部浩
7日前
3

ロンドン演劇雑感、その7。ホーヴェ演出の『オープニングナイト』が、予定より二ヶ月…

書くべきかどうか、ためらっているうちに、十日余りが過ぎてしまった。  四月十四日付のBBC…

300
長谷部浩
10日前
3

記事を購入してくだっさった方から、コメントをいただいた。質問とも読める内容だったので、お返事を差し上げました。書き手としては、反応をいただくのはうれしいことです。noteにはメンバーシップの機能があるようです。うまく使うことでできれば、いいなとも思っています。

長谷部浩
11日前
2

【劇評335】ミージカルの最前線。三浦透子の深く、悲しい演技と歌唱。人間の心の闇を…

 傷痕は、誰のこころにも刻まれている。  藤田俊太郎演出の『VIOLET』(ジニーン。テソーリ…

300
長谷部浩
2週間前
16
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長谷部浩
2週間前
4

【劇評334】東のボルゾイの『ガタピシ』は、きしむ音をたてている私たちの心をえぐり…

 アルベール・カミュは、こんなことを書き残している。 「私にとって演劇はまさに文学的ジャ…

300
長谷部浩
2週間前
7

【劇評333】普遍的な物語に、歪みを与える。『母 La Mère』の魔術的な時空。

 人類には、時代を超えて繰り返される物語がある。  母親の息子に対する恋着、子供の成長に…

300
長谷部浩
3週間前
2

フロリアン・ゼレール作、ラディスラス・ショラー演出の『母 La Mère』を観る。母と息子の普遍的な問題を、フランスの意匠のなかに落とし込んだ舞台。スタイリッシュかゆえに、哀しみも深い。若村麻由美、迫真の演技が迫ってきた。

長谷部浩
3週間前

ロンドン演劇雑感、その6。ホーヴェ演出の『オープニングナイト』。リアルタイムのカ…

 ロンドンに行ったもっとも大きな理由は、イヴォ・ヴァン・ホーヴェ演出の『オープニングナイ…

300
長谷部浩
3週間前
2

【劇評332】仁左衛門、玉三郎が、いぶし銀の藝を見せる『於染久松色読販』。

 コロナ期の歌舞伎座を支えたのは、仁左衛門、玉三郎、猿之助だったと私は考えている。猿之助…

300
長谷部浩
4週間前
6

歌舞伎座夜の部を観劇。『於染久松色読販』は、妙見から出た。仁左衛門、玉三郎だけではなく、一門の役者さんに、それぞれしどころがある演目。こうした狂言立てが、歌舞伎を長生きさせるのだろうと思いながら観た。

長谷部浩
4週間前
2

書棚の整理をしていたら、昔々、外国で求めた書籍が出て来きました。左は、アントワーヌ・ヴィテーズのアルバム、右はジャック・ルコックの技術指導書です。懐かしいなあ。

長谷部浩
1か月前
1

ロンドン観劇雑感、その5。ロンドンでは、マチネとソワレのスケジュールが守られてい…

 マチネとソワレ、どちらで観るのが好きですか。  私は圧倒的にソワレです。歌舞伎をのぞけ…

300
長谷部浩
1か月前
3

ロンドン観劇雑感、その4。あなたはスマホに入っている電子チケットで、お芝居をみた…

 すべてがスマートフォンに格納されている。  ロンドンで観た四本のチケットは、日本にいる…

300
長谷部浩
1か月前
2

【追悼】巨星、唐十郎さんのとろけるような笑顔。

 演劇界の巨星が墜ちた。  私の演劇観は、唐十郎によって作られた。私は状況劇場の遅れてき…

長谷部浩
1時間前
3

小太郎の散歩から帰って、東京新聞の書評を渡し、三田文学の演劇評に移る。頼まれた枚数までは、達したので、ちょっと原稿を休ませて、日曜日に直すことにする。明日は、歌舞伎座。連休中とはいえ、劇場に休みはないものなんです。
ベランダのバラを眺めるとほっとします。

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ロンドン演劇雑感、その7。ホーヴェ演出の『オープニングナイト』が、予定より二ヶ月…

書くべきかどうか、ためらっているうちに、十日余りが過ぎてしまった。  四月十四日付のBBC…

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記事を購入してくだっさった方から、コメントをいただいた。質問とも読める内容だったので、お返事を差し上げました。書き手としては、反応をいただくのはうれしいことです。noteにはメンバーシップの機能があるようです。うまく使うことでできれば、いいなとも思っています。

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【劇評335】ミージカルの最前線。三浦透子の深く、悲しい演技と歌唱。人間の心の闇を…

 傷痕は、誰のこころにも刻まれている。  藤田俊太郎演出の『VIOLET』(ジニーン。テソーリ…

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2週間前
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【劇評334】東のボルゾイの『ガタピシ』は、きしむ音をたてている私たちの心をえぐり…

 アルベール・カミュは、こんなことを書き残している。 「私にとって演劇はまさに文学的ジャ…

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長谷部浩
2週間前
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 人類には、時代を超えて繰り返される物語がある。  母親の息子に対する恋着、子供の成長に…

300
長谷部浩
3週間前
2

フロリアン・ゼレール作、ラディスラス・ショラー演出の『母 La Mère』を観る。母と息子の普遍的な問題を、フランスの意匠のなかに落とし込んだ舞台。スタイリッシュかゆえに、哀しみも深い。若村麻由美、迫真の演技が迫ってきた。

長谷部浩
3週間前

ロンドン演劇雑感、その6。ホーヴェ演出の『オープニングナイト』。リアルタイムのカ…

 ロンドンに行ったもっとも大きな理由は、イヴォ・ヴァン・ホーヴェ演出の『オープニングナイ…

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長谷部浩
3週間前
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 コロナ期の歌舞伎座を支えたのは、仁左衛門、玉三郎、猿之助だったと私は考えている。猿之助…

300
長谷部浩
4週間前
6

歌舞伎座夜の部を観劇。『於染久松色読販』は、妙見から出た。仁左衛門、玉三郎だけではなく、一門の役者さんに、それぞれしどころがある演目。こうした狂言立てが、歌舞伎を長生きさせるのだろうと思いながら観た。

長谷部浩
4週間前
2

書棚の整理をしていたら、昔々、外国で求めた書籍が出て来きました。左は、アントワーヌ・ヴィテーズのアルバム、右はジャック・ルコックの技術指導書です。懐かしいなあ。

長谷部浩
1か月前
1

ロンドン観劇雑感、その5。ロンドンでは、マチネとソワレのスケジュールが守られてい…

 マチネとソワレ、どちらで観るのが好きですか。  私は圧倒的にソワレです。歌舞伎をのぞけ…

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長谷部浩
1か月前
3

ロンドン観劇雑感、その4。あなたはスマホに入っている電子チケットで、お芝居をみた…

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1か月前
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