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近年の御朱印ブームについて思うこと。

ども、こんにちは。
こないだ、ええ年してるからこそ、図々しいなあ!
と、腹立つおばはんやらおじさんに、またしても出会ったので、いっぺん頭の整理もかねて書いてみようと思います。

ここ数年、御朱印ブームです。
誰だよ、火付け役。
2001年から始めた人間としては、お寺や神社にキテもらえることは嬉しい反面、

一応宗教だしな?
商売じゃねえからな?
そこ理解してな!

そう思うことに出会いまくり!というここ数年です。
ほんとは、観音様みたいに微笑んでいきたいんですがね。
まだ修行が足りません。

さてさて。では本題。

先日、都内の『インスタ映えする御朱印』でめちゃくちゃ有名なお寺に行った時のことです。
御朱印受けたい人は、整理番号もらって、お寺に併設されているカフェで待つんですね。
なお、カフェなので、通常のカフェだけ利用も可能です。

で、御朱印をいただいたあと、カフェ利用して残っている人たちが複数いたわけです。
なんで残ってんのかな、と思ったら、直書きの二巡目を待っていた、というわけでした。
表だってお寺は告知していないのですが、受け付け時間終了より前に、その日はじめて御朱印をいただく人が全部捌けた場合、どうも、二巡目の人の直書きをしたことがあったらしいんですね。

でも、その日は令和二年の猫の日てのもあって、2並びの日。
記念に御朱印いただきに来る人もいるし、毎月のように受けに来る常連もいるし、というわけで、朝から終始混雑していました。

二匹目のドジョウ狙いですか、そうですか。
本来、御朱印は寺務や社務の合間に書いてくださってるもの。
御朱印で人気のある寺社の場合、受付の日は対応するために人手を確保し、さらに、寺務、社務は御朱印に特化していらっしゃったりもするようですが。

でもです。
朝からフル回転でお帳面に描きまくってくださっているんです。
しかも、お帳面直書きの合間に、書き置きの御朱印の準備もなさって、めちゃくちゃお忙しいんです。
きっとお疲れです。
それを、『今日は二巡目お願いできそう?』と、長居して食い下がるのはどうなんでしょうかねぇ...
と、思うわけです。
しかも、そういうこと言う人は、老若男女取り混ぜて...

いただけただけでも、有り難いと思おうよ...
そんな、がっついてどうすんだよ......
スタンプラリーじゃないんだから。
いけられた花を見ながら、ため息をついたのでした。

そもそも御朱印は、今ではお参りした印。
コレクターズアイテムじゃねえっつの。

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