疑うことで何が始まる、

「元気そうだよね」

…よく言われるよ。
そりゃそうだよ。
元気そうにしてるもん。
本当は元気じゃない。1人で引き篭もりたいよ。

けど彼氏の隣にいないと、
彼氏の顔見てないと安定できない。

家に帰りたい。
けどママと一緒にいることが出来るほど精神すわってない。無理だよ。なんでだよ。どうしてだよ。

5月2日、深夜2時半過ぎ。
ネットの海の中、私はこう呟いた。

ふわ、ふわと。酒の海に溺れている。
大して、対して強くもないので。
ストロング9%2缶目を開けたところだ。
この前は、これを飲み終えてすぐに嘔吐した。
彼が疲れた身体で作ってくれた
美味しいご飯が。

私の胃でぐちゃぐちゃになった。
それが、トイレに溢れた。

虚しかった。
愛の結晶が流されていく瞬間。
目に見えて、悔しかった。

うまく、仕事ができなくなってきた。
節柄なのだろう。

双極性障害、II型。
そのうつが。
槍のように私の心と身体に突き刺さる。

4月、休まなかったのだろうか。
直雇用のコールセンター勤務の時と同じくらい稼いだ。
殆どクレカの支払いに消えたけれど。

躁の状態を保つことで精一杯で、
いっぱいいっぱいで。
社会でやっていくにはこれを維持しなければいけないんだな。軽く脳内でそう考えていた。

結論。そんなの無理なんだよな。

湾曲する精神状態。
一定を保ち続けられるのならそれは寛解だ。

けどなあ。できると思ってたのになあ。
寛解、近いと思ってたのになあ。
無理なんだなあ。

ああ、なんかもう誰にも会いたくないなあ。
私の元気な状態を知っている人達。
その人たち全員に首を絞められている、
そんな気分。

ぐりぐり、ぐり。
元気な姿、躁の姿を見せれば見せるほど。
自分の首が絞まる。

苦しい。情けない。

…本当の私、本当の私って何。
躁？鬱？ほんとって何？

苦しい。悔しい。吐き気がする。
情けない自分に、止め処なく襲い掛かる鬱に。

吐き気がする。
私は、私は。
精神異常？
甘え？
悔しい

お医者さんに言われるのだ。

『仕事は辞めたほうがいい』

…なんでそんな事を言うの？

やっと真人間に戻れたのに
なんでまた戻らなきゃいけないの？

思うけど。思うのだけれど。

それでも牙を剥く、うつ。
破滅の思考、異常な思考。

彼だってきっと呆れてる。
分かったつもりなだけだ。
きっと、呆れてる。

働けなくなったら、仕事を辞めたら。

生きているのに、なんの意味があるの？
私ははたらけた。
5ヶ月間も。何の問題もなかった。
働けたのに。

どうして。
どうして？どうしてどうして？どうしてなの。

私は戻ったのに。普通の人間に。戻ったのに。
戻れたはずなのに。
戻れていないなんて。

おかしいよ。
誰か助けてよ。
苦しい、苦しいよ。

やめて、やめてよ。
また居場所がなくなる。
彼に見放されたら
私はどうすればいいんだよ。
苦しい、苦しいよ。

書いてないけど、色んなことがあった。
余裕のある時にちゃんと書く。
職場での涙。
身内の新たな死去。
気分による上司のパワハラ。

乗り越えたじゃん。
乗り越えたじゃん、乗り越えたじゃん！

悔しい、悔しい悔しい悔しい
私は真人間になれない。
普通になれない。悔しい。悔しいよ。

馬鹿にされて一生終えるなんて嫌だ。
何も掴めないなんて嫌だ。
なのに、なんでいうことを訊いてくれないの？身体は。

踠く深夜のひとりごと。
起きたらきっと暗い。
また始まる、脳内殴り合いの夜。
もう嫌だ、解放してくれ。

死にたい。消えたい。居なくなりたい。

まざまざと思った5/2

1K、隣にいる恋人。
世の健常者全てに、中指を立てて。

さあ、おやすみ。