自分の無能さに気づけた話
珍しく感傷的な内容になっちゃうかも。
自分は周りとは違うんだ。僕にしかできないことは絶対にある。
そんな風に思い続けることが多々あります。
始まりは高校二年生の頃に全国的に難易度の高い資格に合格できた時。
以来自分は優れた才能の持ち主なんだと、僕がやればなんでもできちゃうんだと。
そう錯覚するようになりました。
今思えばそんなのは自分の可能性を殺して回ってただけだったと死ぬほど後悔しています。
ちなみに僕がそんな感じでチャレンジしても結果が出なくて途中で投げ出したことベスト3はこちらです。
・18歳の頃のブログ
・18歳の頃のライター
・19歳の頃のプログラミング学習
もっともっとチャレンジしてはすぐに諦めた挑戦というのはいくらでもあります笑
でもこれらは今思い返しても本当にもったいなかったと思います。
なぜ僕がチャレンジしても続ける音をしなかったのかというと難易度の高い資格を取得できたという成功体験から無駄にプライドを持ち、自分がチャレンジして結果の出ないことに関しては相性が悪いとか、自分にはもっと結果を出せるものがあるはずと思い込んで目の前のことにのめり込むことすらしなくなったからです。
結構な数チャレンジしてきましたが、どれもうまく行くことはありませんでした。
でもその時の僕は当然のように自分はすごいやつだって思い込んでいたので、なんの違和感もなくチャレンジしてはすぐに諦めるというのを繰り返していました笑
「だって、僕は高校生の時に大人ですら合格できる人が少ない資格試験をクリアしたんだぞ!?こんな僕がチャレンジして結果を出せないなんてあっていいわけがないんだ。」
実際周りの先生や大人からはちやほやされました。表彰までされました。
だからこそなかなか自分の無力さを受け入れるのが難しくなっていたのです。
でも19歳の7月に考え方は一変しました。
それは自分すぐに諦めてしまっているから結果が出ていないのは当たり前だということに気づくことができたからです。
きっかけとなったのは仕事を辞めたこと。今までやってきた仕事を離れて自分にしかできない仕事は何か?を見つけるために。
高校時代に取った資格を生かせば働き口なんていくらでもありました。
でもその業界では自分の能力をフルに発揮できないと感じていたから、仕事の選択肢からは外しました。
そして当時から僕は一人暮らしをしていたので、お金を稼がないと1人では生きていけないのは目に見えていました。
なので、昼間はぼーっとする時間も惜しんでネットサーフィンしまくりました。ひたすら自分のできることを探りました。
けど、自分にできることなんて当時の僕には見つからなかったんです。
なぜならその時の僕はこれから先やる仕事を今までの経験をもとに探してたから。
でもそれは無理な話でした。
今まで、チャレンジはしたもののすぐに諦めてきたからです。
そんな奴にできることなんてあるわけがないんです。
僕はひどく絶望して目の前の現実から目を背けそうになりました。
でも実はこの時点で薄々自分が何をしなければならないのかに気づいていました。
何度か逃げようとしました。結果が出る保証がないのにチャレンジするのはすごく怖いことに感じていたから。今でもそれは多少残っています。
当たり前ですよね。新しいことにチャレンジする時って不安な気持ちがあるものです。
その思いと向き合いながら少しずつ前を向けるようになるのが当たり前なことなんだと。
そして決意しました。できるようになるためにはチャレンジした上ででできるようになるために継続してみせると。
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