感謝を伝えられることの尊さ
みなさん、日々生活している中で感謝する場面が数多くあるかと思います。
今日はありがたいと思うだけではなく、しっかりと相手に伝える。
感謝は伝えられるときに伝えないと、必ず後悔する時が来る。
ということについてお話していこうと思います。
僕は普段の生活の中で、感謝の気持ちを積極的に伝えられるようになりました。
そのきっかけは自分の祖父が去年なくなったことです。
自分のみじかな存在が亡くなることは何となくイメージしていましたが、実際祖父が亡くなって、とても悲しかったです。
ただ、それ以上に後悔の思いが強く残りました。
後悔の正体は伝えておきたかった感謝の気持ちを祖父にはもう伝えることができないというものです。
なんで、伝えられるときに伝えなかったのか?
祖父が亡くなった時、僕は祖父とは離れて生活していたんですが、手紙で感謝を伝えることもできたのではないか。と様々な後悔が湧き上がってきました。
僕は亡くなった祖父に対して、感謝の気持ちを伝えてこなかったことを一番に悔やんでいることに気がつきました。
そして、祖父が亡くなったことで一気に考え方は変わりました。
感謝を伝える相手がいるだけでありがたいということ。
普段会えない人にこそ感謝を伝えておきたい。
会った時だけじゃなく、会えない時にも感謝を伝えたい。
こう思うようになりました。
そして決心しました。
自分が感じた感謝の気持ちはそのままにせず、形にしないと相手には伝わらない。
だったらできる限り感謝を形にしよう。
当たり前なことなんですが、伝えることが全てだと強く感じるようになりました。
今では、月に1度家族に向けて手紙を送るようになりました。
現在は家族と離れて暮らしているので、日々の中で直接接する機会は滅多にありませんが、実家で暮らしていた時にありがたいと感じていたことをメッセージにして感謝の気持ちを伝えています。
特に祖母には学生時代かなり面倒を見てもらったので、より感謝を伝えるようにしています。
そうすると、気づくものがありました。
感謝を伝えようとすると、数え切れないくらいエピソードが思い浮かびます。
たとえば、高校時代の部活や資格試験のサポートなど。
僕のやりたいことに全力で協力してくれました。
こういったエピソードを思い出してはメッセージにしています。
そして、このように手紙にすることで自分がどれだけ周りに支えられているかというのが改めて実感できるので、謙虚になれます。
また、感謝の気持ちは相手に伝えるだけで、コミュニケーションの材料にもなるし、伝えた側は清々しい気持ちになります。
そして、これは僕の場合ですが、感謝の気持ちって少なくとも伝える側はいくら伝えても満足することはありません。
それならできる限り伝えた方がいいですよね!
感謝を伝えられるタイミングの最後がいつ来るかを予測することは非常に難しいと思います。
だったら、その最後がいつ来てもいいように、日々の中でできる限り感謝を伝えようと思いませんか?
すでに積極的に感謝を伝えておられる方も多くいらしゃると思いますが、ぜひ日々の中で、より意識的に感謝を伝えてみてはいかがでしょうか。
積極的に感謝の気持ちを伝えることで、良好な人間関係を築くことにつながりますし、小さなことにも感謝できるようになると思っています。
結果的にあのとき伝えておけばよかった。という後悔が減るはずです。
僕が今日みなさんに心から伝えたいことは、感謝の気持ちを伝えられること、それ自体が非常にありがたいことであり、その上で相手にできる限り伝えることが大切であるということです。
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