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『体幹の剛体化』のアップデート。フットボールにおける体幹機能の意義 。


近年のフットボールにおいて、コンタクトプレーの重要性は非常に増していると言える。


コンタクトプレーを得意とされる選手達の記事を紹介する。


通常であれば体の大きさを武器にポストをこなすFWが多い中で、世界的に見れば小さい大迫の希少性は、相手DFからすれば非常に厄介だろう。自分よりも機敏に動き、パスが入る時には間合いを空けられてしまう。パワーで押しつぶそうとしても下から突き上げられ、こちらに対して壁を作ってボールを奪えない位置に収めてしまう。そうした選手がゴロゴロいるなら駆け引きや対処法も自然と磨くことができるが、そんな相手はそういない。大きなDFにすれば、小さな大迫に戸惑いを覚えるはずだ。


ダービッツのような選手は常に必要とされる。「違い」を作れる才能は貴重だが、例えばドリブルで敵を粉砕してゴールを決めるのは、90分間のうちの数分に過ぎない。才能が輝くのは数秒かもしれないし、場合によってはゼロかもしれない。90分間のほとんどはチームのために働くこと、「水を運ぶ」ことに費やされる。そうでなければ現代サッカーはもはや機能しないし、強力なチームどころか勝負の土台すら作れない。1分だけ仕事をして、あとは人任せという流儀はもはや通用しないのだ。バルセロナにしても、桁違いの得点を量産してくれるメッシだからこそ特例にできているが、年間20ゴール程度のストライカーなら、「水を運ぶ」仕事をやらなければいけない。その意味では、誰もがダービッツであることを求められている時代と言える。


日本代表である大迫選手は得意なコンタクトプレーに加えて、日本人らしさを生かしてブンデスリーガで活躍を納めている。

そして、ダービッツ選手の様な「水を運ぶ」ことの重要性。

すべての選手にコンタクトプレーを厭わないハードワークが求めれている。



そのハードワークを遂行する上で、重要となるのが『体幹』なのは周知の事実だ。


『体幹の剛体化』のアップデート。フットボールにおける体幹機能の意義 。


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