あいうえ

フットボールパフォーマンスに革命を。FCP insoleの全貌。




みなさん、こんにちは!!

私は理学療法士/スポーツシューフィッターの安田智彦といいます。


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普段は整形外科クリニックで働きながらオーダーメイドインソールやfcpsolsインソールを作っています。

今回はFc pSolsが販売している『FCP insole』の機能の全貌をお伝えしていきます!!

まずはじめに、多くの受注ありがとうございます!

多くの方々に使って頂き、このような感想頂ける事を嬉しく思います。




このインソールは

「フットボーラーのパフォーマンスに革命を」
~フットボーラーの為のハンドメイドインソール~


というコンセプトを元に作ってきました。

ボールを多方向に扱い、外部環境に多く目を向けないといけないのがフットボール。


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フットボールをする上で身体内部に意識が向いてしまうと相手に集中することはできません。

また、足首に悩むフットボーラーも多いと聞きます。


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”インソールにて身体内部を最高の状態に整える”

そして、足首の傷害を少しでも減らして相手との駆け引きや勝負、サッカーを思う存分楽しんでほしい。

そんな思いからfcpsolsインソールを開発しました。

では、機能の全貌をお伝えしたいと思います!!



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大きく分けてこの8つの機能を有しています。

①:第4趾方向への荷重
②:ショパール関節レベルまでのヒールパッド
③:内側縦アーチ挙上(程良く)
④:立方骨挙上
⑤:親指(第1列)挙上
⑥:中足骨レベルの横アーチ挙上
⑦:踏み返し機能にて伸張反射促通
⑧:滑り止め機能を有した表貼り


一つずつ詳しく説明していきます。


①:第4趾方向への荷重


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この機能は第4趾に体重が移動するように足裏より感覚を入力するための仕掛けです。

なぜ第4趾方向に体重を移動させた方が良いのか?

イチロー選手が採用していることでも有名な<初動負荷トレーニング>


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https://matome.naver.jp/odai/2146621381424644501/2146626384971936603より引用


また、イチロー選手が愛用していたビモロシューズ

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http://biorigin.xsrv.jp/wp/blog/2016/12/20/post-155/より引用


この初動負荷トレーニングやビモロシューズは第4趾方向に体重を移動するようにトレーニングや設計がなされています。



スポーツを行う上で第4趾方向に荷重移動するのが一番最短で蹴り出しが行えると言われているからです。

この理論に基づいてfcpsolsインソールも第4趾方向に荷重を促すことで最短での蹴り出し、スムーズなスプリントをするために採用しています。


②:ショパール関節レベルまでのヒールパッド


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この機能はショパール関節レベルまでヒール部分を高くしています。

加速・ストップ・方向転換・ドリブル・カッティング・シュートの際の骨盤前傾・股関節の動かしやすさを促すためです。


どこまでのレベルのヒールを何mm上げるかは選手に実際使って頂き決めさせていただきました。

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③:内側縦アーチ挙上


この機能は内側縦アーチを上げています。

内側縦アーチを上げ過ぎるのではなく、”程良く挙げる”ことを意識して設計してあります。


なぜ程良く挙げた方が良いのか?


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https://ameblo.jp/ryotsuji/entry-12368068584.htmlより引用


図のように足裏には感覚をつかさどる受容器が分布しています。

この受容器を刺激すると容易に筋発揮がなされたりします。

しかし、内側縦アーチ部分にはこの受容器が無いため、容易に刺激し過ぎると身体の硬さや筋発揮が落ちてしまうことがあるのです。



”フットボーラーが心地よく感じるアーチの高さ”は実際選手に履いてもらい、感想を聞きながら現在の高さを採用させて頂きました。



④:立方骨挙上


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この機能は立方骨という骨を挙上するものです。

フットボーラーにとってストップ・加速・方向転換の際に体重が外側に流れてしまうとかなりのタイムロスになります。


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立方骨はアーチ形成の要であり、とても重要な骨です。

この骨が落ちてしまうと内側・横・外側のアーチを下げてしまい、更に接地時の外側荷重に繋がります。

この骨を程良く挙げることで外側の荷重制御、アーチ形成を担う。

そして、プレーでの外側荷重のタイムロスを軽減する目的で採用しています。



⑤:親指(第1列)挙上

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親指(第1列)の調整をしています。

親指の機能はスプリントやシュート、ジャンプ動作での力の伝達にとても重要です。


また、力の伝達には”伸張反射”が大きなポイントになってきます。

上半身・下半身の力をアキレス腱~足底腱膜を介して上手く使うには、この親指が機能しないといけません。

プレー時に親指が機能するような高さは実際選手に使ってもらい、試行錯誤して現在の高さを採用しています。



⑥:中足骨レベルの横アーチ挙上


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第2・3・4列の中足骨横アーチ挙上を行っています。

2・3・4列の横アーチが程良く機能することでストップ動作やシュートの際の軸足安定・スプリント動作に影響してきます。


プレー時に2・3・4列が機能するような高さは実際に使ってもらいながら、現在の高さを採用しています。


⑦:踏み返し機能にて伸張反射促通

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このパッドは足趾の踏み返し機能を促しています。

足趾の踏み返し機能を促すことで”ウインドラス機構”が働き、アキレス腱~足底腱膜を介した”伸張反射”を利用しやすくなります。

伸張反射を利用することが出来ればジャンプやスプリントの際に爆発的な加速やパワーを手に入れることが可能になります。

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また、上半身・下半身の力を効率よく足先に伝えることも可能となります。




⑧:滑り止め機能を有した表貼り


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表張り(靴下・足裏と接する)に滑り止め機能を有した生地を使用しています。

足裏・靴下とインソール間のズレはスプリント動作等で効率よく蹴り出せない。また、ストップ動作でのロスに繋がります。

この問題を解決することで足裏・インソール・スパイクが一体となる感覚が得られると思います。


フットボールの動きや特徴を解剖学的に解析して作ってあります。

フットボールやトレーニングに精通したSunnyを中心として開発して、プレイヤーに実際履いて頂き、アドバイスをもらいながら試行錯誤を繰り返して構築しました。

多くの方々に協力して頂き、このfcpsolsインソールを完成させることが出来ました。

インソール開発に協力して頂いたプレイヤーには大変感謝しています。

また、使って頂いたプレイヤーのアドバイスや最新の知見をもとにインソールはこれからも進化をつづけていきます。

多くの方がフットボールを心から楽しめることを

FCpSols一同願っています。

FCpSols一同、選手と共に作り上げてきたインソール、皆さんもぜひお試しください。

そして、今後も共にfcpsolsインソールをアップデートしていきましょう!!

  理学療法士/スポーツシューフィッター 安田智彦


https://fcpsols.com/


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