カフェインNGになった群発頭痛持ちがノンカフェイン(デカフェ)の魅力にハマった話
わたし、とある理由でカフェイン入りの飲み物を控えなければいけなくなりました。
けれども大好きなコーヒーと紅茶がやめられず、今まで探したことのなかったノンカフェインの飲み物を求めてコーヒーショップを彷徨うことになったのです。
群発頭痛の原因はカフェインの摂りすぎと水分不足だった
とある理由というのがまたちょっと変わっていて。
わたしは、多くの人がほとんど聞いたこともないだろう群発頭痛という頭痛の持ち主です。
年に数回、もしくは数年に数回の間隔で強烈な頭痛に見舞われます。
これが始まると、呻き声を上げながら床に転がりつつ、ただただ痛みが終わるのを待つしかないのです。嘔吐を伴うので、鎮痛剤も効かず。
はじめてこの症状を間近で見た人は救急車を呼ぶレベルだと思います。
ただね、慣れってすごいね。
主人はもう何遍もこの様子をみてるので、「う”ぅぅぅーーー…」と呻きながらベッドで転げ回ってるわたしをみて「はいはい。そうね、痛いね」と合いの手をいれながらTwitterを眺めるほどになりました。
たしかに、周りの人がやれることはないのだけれど。
なんだろうね、それね、納得いかないよね。
病院を何件も回っても、MRIを撮っても「原因不明」と言われ、適当な鎮痛剤をもらって返されたので諦めていたのですが、やっとついこの間、ダメ元で行った頭痛外来の病院で原因がわかりました。
それが、水分不足とカフェインの摂りすぎによる脳内の血管の膨張だったのです。
わたしは、コーヒーはたまに飲むくらいですが、紅茶が好きで、水や麦茶のの代わりに無糖の紅茶をよく飲んでいました。
これが、ダメだと。
わたしの体質的なものもあると思いますが、お医者さんにカフェインの入ってないもので水分補給をしてほしい、本当は水が好ましい、と言われました。
ついでに肩も首も凝りすぎて頭痛を助長しているとのことで、頭痛用の薬の他に葛根湯もいただいて帰ってきました。
葛根湯はみなさん気休めと思っている人が多いけれど、体質に合う人は毎日飲むと体質が変わるから気長に飲んで、とのこと。
たしかに、1日3回を1ヶ月続けたら肩周りが楽になりました。
とまぁ、こんなことがありまして、ノンカフェインを求める旅が始まったのです。
ノンカフェイン(デカフェ)は美味しいのか
ところで、カフェイン入りの飲み物を飲める人は、ノンカフェイン飲料をわざわざ調べたりしないですよね。
わたしも以前は気にもとめなかったです。
爽健美茶やルイボスティーなどの健康志向のお茶で見かけるくらいで、ノンカフェインのコーヒー・紅茶を探すことはなかったです。
たまたまみつけたとしても、一般的にカフェイン入りよりもノンカフェインのほうが値段が高いので、買うことも飲むこともないと思います。
でもどんな味か気になりませんか。
ノンカフェインのコーヒー・紅茶は渋みがなくてかなりスッキリしているものが多い印象です。
ペットボトルのほうじ茶と爽健美茶を想像してもらえるとわかるとおもいます。爽健美茶のほうがサラサラしていて飲みやすくないですか。
ほうじ茶はしっかり渋みと深みがあって、お茶を飲んでいる感がつよい。
かなり乱暴な例えをするならば、そのふたつにミルクをいれたらどうなるか、それがノンカフェインのラテに近いイメージ。
ほうじ茶はほうじ茶ラテがあるくらいだから、なんとかいけそう。
爽健美茶は…ミルクを水で薄めてちょっと香ばしくしたくらいの、なんともいえない残念感がありますよね。
ノンカフェインが美味しくないと言っているのではなくて、カフェイン入りを飲んでいた人からすると、はじめはそんな印象になるよ、ということです。
はじめは薄い印象でしたが、今はノンカフェインのカフェラテ、いわゆるデカフェのカフェラテのほうが好きです。
コーヒーのあの渋みがなくてさらっと飲めるのが気持ちいいんですよね。
コーヒー系の飲み物は、飲んだ後にちょっと口の中が粘つくというか、渋みが残るというか、そういう感覚がありませんか。
食べ合わせなんかも気になったりして、歯を磨きたくなったり…。
デカフェについては粘つきがかなり少なく感じます。わたしがデカフェのほうが好きになった理由はこれです。
後味がスッキリしていること。
飲んでいるときの濃厚さはカフェイン入りに勝てないですが、この後味を考えるとデカフェにしてよかったなと思うんです。
これは、ぜひみなさんに体験してもらいたいですね。
お財布に余裕があって冒険してみたい方はぜひデカフェを注文、もしくは購入してみてください。
おすすめのデカフェ紅茶
予想はしていましたが、スーパーやコンビニでノンカフェインのコーヒー・紅茶はなかなか売っていませんね。
わたしが通販で大量買いしたのがこちら
リプトン カフェインレスティー 20杯分 ×6袋 デカフェ・ノンカフェイン ティーバッグ
https://www.amazon.co.jp/dp/B07GVNCC49/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_mXSREbQR83PQ9
先程記載したように、普通のカフェイン入りのものと比べると渋みがなくてあっさりしてます。
わたしはミルクティーが好きなのですが、こちらにミルクを入れるとすごく薄い印象。
正直、なんかちがうな感が否めない。
けれど、まずくはないので慣れかなと思って飲んでました。
あとは、普通のリプトンよりもフレーバーが強い気がします。
ハーブっぽい香りがする。ラベンダーに似てるかな。
これも、ストレートなら美味しいですが、ミルクティーにするとはじめは邪魔に感じました。
でもこの不快感はあとになって、ノンカフェインの特徴に慣れていないからだと気づきました。
リプトンのこちらはノンカフェインの中では美味しいと思います。
今はミルクティーで美味しく飲めてますし、ノンカフェインのほうが美味しいんじゃないかと思うときがあるほどです。
おすすめのカフェラテ
コーヒーショップではスターバックスとタリーズにデカフェがあります。
どちらも数十円ほど追加料金がかかりますが、対応できるドリンクが多いです。
カフェイン入りのラテだったらスタバ推しでしたが、デカフェはタリーズのほうが美味しく感じました。
タリーズのほうがノンカフェインらしいすっきり感とミルクのバランスがいい気がします。
スタバは頑張ってノンカフェインにしました!という感じがして、すっきり感が弱いかな。ノンカフェインでも渋みが欲しい人はスタバのほうが好きかもしれません。
味はタリーズのほうが好きですが、タリーズはスタバより量が少なく感じます。
これは余談ですが、タリーズは公式に量を表示しておらず、カップのサイズはトールで350mlらしいです。
でも、飲んだ実感としては注がれる量が少ない気がします。
ウチの近くのお店だけかな?
お得感はスターバックスのほうがありました。
ここらへんはお好みで、というところでしょうか。
2020年4月の時点ではドトールとベローチェにノンカフェイン商品はなかったです。
ちなみに、頼み方はいつもどおりの頼み方に「デカフェで」とお願いするだけです。
「デカフェのスターバックスラテのトールをホットで」とか
「カフェラテのトールをデカフェで」とか。
横文字が苦手なわたしなんかはデカフェという表現を忘れてしまう時があるので、
「カフェイン入っていないラテを普通のサイズでください」とか言ってしまうこともありますよ。
店員さんはわかってくれるので大丈夫。
必要なのは勇気だけ。
と、まぁわたしがおすすめできるのはこんなところです。
わたしと同じ頭痛持ちの方も、そうでない方も、ノンカフェインを楽しんでもらえたら嬉しいです。
この記事を書いているときのお供は、偶然大きめのスーパーで見つけたこちら
やっぱり後味スッキリで美味しかったです。
ではでは〜!