見出し画像

十二運星〜建禄・王子様の星〜

情熱を内に秘め、努力を努力と思わない究極の努力家。澄んだ瞳で、まっすぐに未来を見据える王子。その天性の責任感は、王を継承するにふさわしい。


ただ王家に生まれただけで、将来、国の王になれるわけではない。小さな頃から、大人の世界の教育を受け、環境にも恵まれているとされながらも、同時に子供としての自分の欲求に対しては、思い通りにならない小さな王子。王になるべく、努力を惜しまない。それが、自らの宿命だと、王として国をまとめると、覚悟を決めているからこそできる努力なのだ。


十二運星、6番目の星、

途中で諦めること、人を裏切ること、そんな言葉はあなたの辞書の中にはない。抜群の継続力と、誠実に物事に向き合うことができるひと、『建禄』。


建禄は、3つの身強の星の一つで、責任を任され働くことで社会貢献をする年代を表す。王子として比喩される星だ。


建禄王子は、物事を斜に構えてみることはしない。物事をまっすぐみることができる純粋さを持ち合わせている。だから。周りからの応援を受けることができる。まっすぐな視点をもつ人と一緒にいると、人は気持ちがいいものだ。


そして、人を裏切るような行為はできない。誠実で、自分の気持ちに正直でクリアな方が多い。ある意味、不器用と言えるかもしれない。しかし、それこそが、時期国王としての信頼を得ることができる気質なのかもしれない。


建禄王子の集中力にも注目していただきたい。やるときめたら最後までやり抜く王子の集中力は素晴らしい。後に出てくる、魂を表す絶という星にも劣らない集中力だ。建禄の裏星が、絶であることにも納得できる。


はたから見て恵まれているように見える人に対して、おおくの場合、世間はその裏を見ようとしない。嫉妬やひがみの視点からみれば、その人が裏でどれだけ努力をしていたかは見えにくいものだ。

優雅な白鳥が、水面下では必死に足で水をかいている。建禄王子はまさにそれだ。自分の努力を努力とせず、当たり前としてとらえている。


建禄王子の星の活かし方。それは、応援してくれる味方を信頼して、失敗を恐れず挑戦すること。もし、成功できなくとも、それは経験になるし、王になる前に経験値を積んでいけばいい。


あなたは、努力のひと。努力の大切さと、必要性を誰よりも知っている。だからこそ、たまには、ふっと力を抜いて、流れに身を任せることもしてみて欲しい。

建禄王子、あなたはみんなに応援されています。

この記事が参加している募集

#学問への愛を語ろう

6,204件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?