過信という名の自信
今日、夕飯が一口も食べれなかった。
びっくりするぐらい体調が悪くて、空腹も感じないし、笑ってテレビ見たり会話したりしてるけれど、頭は痛いわ、吐き気はするわ、胃はムカつくわ、原因が思いつかない体調不良に悩まされる。
今週は持病は大暴走するし、腹が立つ出来事は起こるし、今度は体の体調は悪いし、割と踏んだり蹴ったり。
ちょっと考えてみたんです。
私、何か無理をしていなかったかな、と(私の持病はストレスが溜まったり、考え込み過ぎたり、ちょっとでも何か気になり過ぎてることがあるとだいたい体調を全体的に崩す)。
で、思い当たることが一つ。
「書評ライターの仕事だけじゃだめだ!」と意気込んで、文章を書くということを全体的にカバーしようと決意したんですよ、今週。
思えばそのあたりから気分的にもおかしく、体調も悪くなってきたような……?
私は自分を過信することがよくあります。
自信を持つことは大事だし、自信を持って!と世間ではよく言われるけれど、過信って私のような性格で持病を持つ人はご法度です。
なぜなら、過信をした時点で無理をすることが決まっているから。
自分はあれもできる、私はこれもできる。
これもやりたい、あれもやりたい。
そう思って頭の中は「あれもこれもやらないといけない」思考に傾いていきます。
たぶん、ものすごく体調がよかったんですよ。
精神的にも、体的にもものすごく体調がよくて、でも私の中で「このままじゃダメ」という強迫観念が働いてしまって。
私は今の自分になるまでに10年かかりました。10年かかっても持病は治ってないです(完治しない病気なんですが)。
つまり、時間が必要なんです。
精神疾患の人に伝えたいのは、「壊れた自分を貼り合わせるには時間がものすごくかかるよ」ということです。
体調がよくなっても、過信はしないで。
できるようになったことに自信は持っていいのだけどね(私の場合は電話に出れるようになったこととか、買い物へ一応一人で行けるようになったこととかができるようになったことかな)。
私は今年で三十路です。でも自力で生活できるだけの稼ぎがなく、情けないことに親の保護下にまだ置かれています。
そのことが今回の大変な強迫観念につながったのだと思います。
ここまでくるのに10年かかったのに、なにをいまさら焦っているのだろう。
少ないながらも好きな仕事で収入は得ていて、その仕事は天職だと思っていて、その仕事を発展させたいと思っていて。
だったら今の自分に過信しないで、目の前のことを頑張るしかないじゃないか。
私のように精神疾患を抱える人へ。
自分への過信は強迫観念からパニックへと繋がる可能性があります。
どうか、時間をかけてあげてね。
壊れた心には時間が必要です。
焦ると思う。私も正直、年齢が年齢だけに焦ってる。
けれど、こうやって私みたいにご飯が食べれなくなったり、強迫観念からパニックに陥って、ベッドで泣きながら一時間半もうずくまってほしくなんいんです。
あの時は本当に辛かったから。
病名は違っても、精神疾患で苦しむ人が辛い夜や日々を過ごすことが減ってきますように。
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