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2023年ジャンプ18号感想(読切『フォローミー、ゴースト』掲載&『大東京鬼嫁伝』連載終了号) #WJ18

最近よく見ている動画。
これもうFF16のラスボス戦だろ。

一ノ瀬家の大罪

タイザン先生は読者の感情コントロール巧いな!今週の翔さんはやべーやつで、夢共有は客観的事実とはいえ完全に信じ込んでると宗教やってる人みたいだ。で、自分とおそろで翼くんにユニフォーム装備コワ~!最初笑ったけどさあ!翔さんガチアスペでまじこええよ!

美奈子さんが翔さんを止めて「私と一緒に病院に行ってください…」は極めて正しい判断なのに、ここも思わず笑ってしまった。タコピーの「だからタッセルってなんだよ!!」もだけど、タイザン先生はシリアスな笑いを意図してんのかこれもうわかんねえな!

でですね、前半翔さんコワ~…ってさせられたのに、後半の翼くんに縋りたい本心でほろっと納得しちゃったわけですよ。いくらなんでもマジキチムーヴだけど、夢の中で翼くんから頼られたのはぼくも良いなあと嬉しくなれたから「共感できる狂気言動」になっています。

現実では一ノ瀬家ディスコミュニケーションだけど、夢の中ではまさか自分が息子に頼られたとか、マジに夢そのものなのがキモじゃないでしょうか。これは美談の二文字で軽々しく片付けたくないね。良い意味で感情がジェットコースターみたいな回だったな~。

美奈子さんも勝手に死んだりしないでよと正論パンチ喰らわせていたのも小気味よかったです。まだ良くない状況だけど、少しずつ家族復縁しつつある実感湧きます。タイザン先生は鬱要素ばかり語られてるけど、ほんの1割程度見られるハートフル要素がぼくはすごく好きなんだ。

しかし一ノ瀬メンバーの他のみなさんは一週間帰宅していないとか、もう完全に放浪しているのだろうか。そして彼らも夢共有していたのなら帰宅する気になれたのだろうか。耕三さんは現実世界でもなんらかの研究を行っていそうな気がしますけどね。

再びの夢パートはもしかしてリセットしちゃいました?まあ颯太さんにネタバレされてそのままではいかないよな。てか、リスポーン地点は知らない天井のままなのか?そして母親いない設定になり、それを受け入れているのまじこわない??颯太さんは月島さんかよ?

マッシュル

ものすごくとってつけた感否めなくて説得力皆無な「クズだけど実はイイトコもあるムーヴ」すげえな。これで心が動くメリアドールさんちょろすぎない?これが今週アニメが始まるまんがか…今のジャンプのレベルの低さを実感しますね。

アンデッドアンラック

け、掲載順2位!?実質イッチバーン!?2周目から掲載順回復しつつあるも、それまではドベを彷徨っていた漫画とは信じられないくらいの大出世です。まあ2周目ずっと面白いからなあ定期。合理的に送られるアンケと掲載順は比例するわけです。読者は正直です。

現在のニコさんはコメディリリーフの要素もあるから死ぬわけねえだろとそこは計画通りながらも、1周目終盤は別キャラってくらい病んでいたのを久々に思い返すと改めてギャップやべえな!今週幽体離脱されてひとり放置されるギャグムーヴで喜劇へと生まれ変わったよ!

風子さんのくよくよタイムがたったの4ページで終わったのも良かったです。今のこの子らしい、求められているものが徹底されてて好感触。まあ最近はトントン拍子で話が進んでいるので、こういった曇らせ一歩手前な展開は良くはないけどたまにはあっていい。

風子宇宙へ――!!!と書いてみると別にたいして普通だな。いや宇宙に行くのはぶっ飛んでいるけど。だがそこは元々担当が本田さん(現在は橋本さんらしいですが)らしい、やはりDr.STONEめいたヒキです。それに連なるフィルくんに悲しい過去も怖いもの見たさと興味があります。

呪術廻戦

つまるところ、万さんはテラフォーマーズ難民救済術師か。結局なんの昆虫をモチーフにした鎧かよく分からないし、つーかブリーチの新たな虚に見えて仕方ないんですが、刃牙も等身大カマキリとガチファイトしていましたからね。昆虫最強頂上決戦はいつの時代もロマンです。

「斬ってよ!!」としつこく懇願する万さんを見ていると、どうしても「産ませてよ!」と求めていた半魚人松本人志を思い出さずにはいられないのはぼくだけだろうか。流石ヤンデレだけある。ところで平安時代のすがたのほうの万さんが好きです。察しの通り太眉なので。

御厨子を出すまでもない理由は腑に落ちたし、宿儺さんそこまで舐めプには見えないですね。万さんの愛が応えられていないのは悲しいなあ…今週ずっとぼこぼこにされていたから愛をアッピルする余裕もなさそうでしたからね。けどラストハジけてて今週一番面白かった。

宿儺さんが愛を知ってる疑惑そのものが面白いんですが(コイツにも想い人いたのか!?と探りたくなる)、まあ伏黒くんの脳から探れる余地はなくはないし、つーか彼をお気に入っている時点で愛だな。もう好き勝手身体貪ってる時点でフラれる予感しかしてきませんが。

SAKAMOTO DAYS

WurtSさんの言う「"クルぞっ"という瞬間」めっちゃわかりみある~!これ何て表現すればいいのかずっと悩んでます。前フリや緊張感も兼ねているわけで、なんだろな。ヤバみ?畏れみ?なお個人的に「ドドドドドド」という効果音が幻聴として聴こえております。

この漫画は絵で魅せるやべーやつの説得力が秀逸です。徳ハゲ改め樋口さんは先週までそこまで強キャラ感なかったんですが、今週具足装備して車に突っ込んだのは迫力ダンチでヤバすぎてビビった!まさに日常の破壊です。生捕が目的とは言うが殺意たっぷり溢れてんだよ!

あと樋口さん装備する改造具足がシンプルなデザインながらもかっこいい!ポケモンのグソクムシャのディティールに惚れて以来、具足はロマンの塊なんですよ。ハゲの短パンがこれを装備するのはクッソ似合わねえけど!セバちゃんと関係する何者かが作ったのかな。

南雲さんの変装は想定できなくないのに、樋口さんに連れ去られるとその選択肢が頭に入らなくなる不思議。奥さんの方にもモシャスかけていたなら準備がよく出来てて、樋口さんが騙されても非はないですね。そして今週もタンクトップ姿になる南雲さんがえっちすぎる。

平和島静雄よろしく道路標識で串刺し狙うのは例のバスジャックが登場した2話でもやってたやつ!…は、いや2話のはバス止めてたな。それでも過去編は現在とのリンク多いからニヤリとしちまうんだ。それにしても連携が素晴らしいな。リアルタイムで絵が動いてる実感ある。

盗んだバイクで樋口さんをバスの中へ蹴り飛ばす破壊力は今週最高のカタルシス!まだこれでトドメ刺していないとはいえ、一度怯ませるには十分の破壊力でしょう。バイクを移動道具兼武器にしちまうのはフィニッシュブローとして完璧です。これだけでも満足感すげえすごい。

逃げ上手の若君

ああ…三浦氏…腕チョンパは少年漫画では当たり前にやってるし、その気になれば治せますが、史実がモチーフなので奇跡も魔法もなく、代わりに無情な瞬殺を提供する本作。「まじかよ…」と恐れるばかりですね。まあ次ページで謎のミノタウロス出てきたけど!

三浦氏はこのまま戦死を遂げるのがかっこいいという意見もぼくの中になくはないですが、決して愚ではない撤退です。大壺の中に身を隠し一生を終えるのも、ひとつの死の選択としてアリです。壺の中から夕日と海を眺める最期がめちゃくちゃエモシチュだった…!

三浦氏もそんなに思い入れ強くないネームドなのですが、人は死を迎えることで輝くのが最高に皮肉といいますか。名越くん共々、長く生きてほしかった。「明日もし目覚められたらその日一日を懸命に生きるとしよう」が叶わずなのがたいへんおつらい。嗚呼合掌。

あかね噺

感情がいちいち忙しくなる回だったな!嘉一さんは元営業マンなので何かとスゴそうなポテンシャル秘めてそうだと期待していましたが、まさかのダークホースでウケていたのはほんの序の口。その実、一生師匠の弟子にはぶったまげるしかないでしょう。すげえ爆弾きたな…!

「この日最も注目を集めたのは」のナレーション後にひかるちゃんと邂逅ああもう誰だよ注目ゲッツすんの!気になる情報一気につぎ込んでて落ち着かねえよ!個人的には嘉一さんのことで思う事盛り沢山ですが、ひかるちゃんも気になって仕方ない。テーマパークに迷い込んだ気分だぜ。

朱音ちゃんは今後嘉一さんと話せるんだろうかとか、嘉一さんは一生師匠とどんなコミュニケーション取ってたのか想像できねえとか、営業マン時代について尋ねられるの確定かなあとか、敢えて描写する必要はないでしょうが、気になるフックバンバン出してんだよこの漫画!

もしかすると、嘉一さんは学生時代から一生師匠に目を置かれていて、けれども保険としてまずは営業経験積んだ線があるかもですね。あくまでそんな可能性を秘めているほどにこの人への興味関心がガチでデカすぎる。つーか、入門2ヶ月でコレってマジに異常すぎんだろ。激震走るだろ。

玉ちゃん寿限無やってたとかおいそれ見せてよ!とか、出番後に成程不利なうえコミュニケーション必須とか、平林1ページで描かれる楽しそうでかわいい朱音ちゃんとか、前半も見所さん多かったのに、後半ですべて過去にされました。やっぱ漫画力たけーわ末永先生。

フォローミー、ゴースト

よくできていた読切でした。まず主役二人のキャラが良かった。インフルエンサーとしてファンの子を助けたいバンリさんがかっこよかった。バンリさんを支えるカメラマンとして、彼女がトラウマに囚われれば説得するオレンジくんのバディ感が大変好みでした。

承認欲求の原因が怨念という発想も面白かったです。フィクションでありながら案外そうかもしれないマジ感があった。スシローペロペロは妖怪のせいにするようなタチの悪い言い訳みたいですが、連載するなら憑かれたヤツの葛藤をどう描き赦せるかが重要になるでしょう。

惜しむべくはバンリさんが可愛く見えないどころかケバかったのと、盛り上がりのなさでした。前者は絵柄が好きじゃないのと口紅のせい、これは個人的な印象の問題か。後者は…路地裏で人助けなのもありますが、いいねが集まる演出が淡々としていたのが否めなかった。

ぼくが期待していたのはリアルタイムで世界中のみんなからいいねを貰っているマジ感やエモさでした。でも『サマーウォーズ』の終盤みたいに演出過剰にするとかえって浮いてしまいそうだし、今回の事件はかえってこれくらいが十分かもしれません。

僕のヒーローアカデミア

ぼくマキアのことはあまり好きじゃないというか、よく分かっていなかったんですが、今週で一気に解像度が上がりました。この子がどんだけAFOのことを敬愛し、そして置き去りにされる裏切りは同情したくなった。AFOになんの弁護の余地もないからスカっとしました。

心操くんはこんな苗字だけれど、心まで操れないのは尊厳破壊を目論むようなヴィランの領域には達しないヤツですね。まあ場合によっては「オレをこう操ってくれ!」「おかのした」と巧い具合に利用できますからね。しかし意外と気にしてた様子なのか。していいよ。

デクくんのビフォーアフター激しすぎ問題。体育祭は一年前だけどわれわれの世界では実時間8年前だったから、ポニテのおねえさんと共に感慨深くなれます。だって、今週1コマのみだけれどデクくんのツラが良すぎるんだもん!そらヘリ飛ばしてまで見たいですわ!

デクくんたぶん今頃世間ではツラが良くてかっこいいヒーローだろうけど、普段のブツブツ呟くナードキャラは「意外性!!」と反応せざるを得ないのかもしれません。そこは連載終了後、仮にやるプロヒーロー編から初めて読み始めた読者からの印象にもなりそうです。

ラストの見開きはまさに今週の読切で求めてたヤツだ…はともかく、劇場版オリキャラをウォーリーくん感覚で映す堀越先生のサービス精神が秀逸です。知ってる人はニヤリできるので全然内輪感ないし、気づかなくても世界が今繋がっている実感とエモさが素晴らしい…!

以前もこういう英姿を見届けたり映像に収めたりする人たちが出てきましたが、遂に世界中に届いたことで前向きになれる実感が更に増してきました。この勢いを絶やしてはならないくらいに。今から世界中からのアツいデクエール期待していいんですよね?

ウィッチウォッチ

フランちゃんを今週も登場させる有能采配。けどいつもの5人との交流して親睦深めるのは見たかったな~!まあ結局最後邂逅しちゃったので、それはまた次回の機会に、今は一番話をかき回せる中学生組のほうからショートショートでやるのも正しい判断だと思います。

フランちゃんの絶対領域はマジのガチで目のやり場に困るんですけど!中学生なら剥き出しのメカ部にキュンとするのは納得しかないけどどのみちアンジャッシュなのが面白かったです。と油断させて次ページ更なる破壊兵器・へそ出しうわあああああ!うわあああああ!

いちおうロボットとはいえ、世の中には美少女型アンドロイドキャラがいるし、どのみち人間そのものと混合しちゃうんですよね。確か『BEATLESS』がそのへん興味深くやっていたな。ロボットだけど人間と瓜二つなので意識誘導されてるの冷静に考えるとコワイんだよね。

アオのハコ

約束された結末。こういうのでいいんだよこういうのでの究極系。ていうか、まじに「バスケがしたいです」的な発言が繰り出されるとは思わなんだよ!まあ~、ああいう試合を見ちゃやりたくなってもいいよな。うん。スラダンかよとかツッコミナシなのはまあうん。

和解は読んでてとても気持ちいいくらい丁寧です。やはり三浦先生は信頼できる作家です。今になってとはいえ改めて、やっと言えたじゃねえか。その言葉が聞きたかった。一度過ちは犯したけども、それを乗り越えての結果は清々しい。ユメカさんも幸せになってほしい…!

あまり湿っぽくならないように渚さんが「あんたら子供か」とツッコミ入れて互いに笑いを共有していたのも良かったです。なによりユメカさんの笑顔がとてもかわいかった。初登場時は暗い印象だったのに、笑えるだけでこんなにも印象急変とは!宗介さんガチ羨めるぞ!

ケンタの代わりにサラダチキンはともかく、ケーキの代わりにプロテインは素直に羨めるな。というのは、ぼくはプロテインはザバスの奴飲んでるんですが、流石に高いので毎日飲めないのがおつらいです。たんぱく質摂取を今年になって意識し始めました。ヨーグルト味が好きです。

クリスマスイヴの夜…!?次回センターカラー…!?えっじゃあもういよいよ告白するタイミングしかないじゃん!これを逃したらいつやるのかマジ謎なくらいグッドタイミングなんですけど!「来年がある!」で引き伸ばすのはルールで禁止スよね?

さくらももこ展開催記念漫画

すげえ!まる子とコジコジとなんかよくわかんないヤツがジャンプに出張してる!コジコジがメシや中華街の話にズラしてしまうのが宣伝漫画ならぬ、さくらももこ先生リスペクトなゆるい面白さですね。GW久々に中華街行こうかなあ。熱海も行きてえな。

僕とロボコ

ボンドくんにおねだりするツラしてるロボコかわいい!羞恥プレイ以外の何者でもないのに、「しょーがねえなあ~」とのび太のために秘密道具取り出すドラえもんのような気分を味わえる!

暗号学園のいろは

クッソ面倒くさそうな西尾維新の自己満足ゲーム打ち切りまで定期

ブラッククローバー

田畠先生はやはり信頼できる作家だな!ソルさんも例によってかませにされちゃうのを危惧してたわけですよ。ユノくんがバフデバフかけてみんなの士気も高めてくれたのは嬉しい誤算なわけですよ!これを望んでいたわけですよ!みんな立ち向かう見開きでぼく涙腺緩んじゃったぜ…!

先週あんなヒキだったし、このまま優勢になるべきが正しい判断だし、次回「やっぱり守護天使には勝てなかったよ…」と死屍累々になりそうなのも覚悟しております。でもぼくは絶望的に勝てない敵でもみんな立ち向い抗うシチュが大好きなので、今週ブッ刺さったわけですよ!

ルシウスさんがユノくんをライバル視したのがクッソ意外で、なんだかNTRとは似て非なる変なものがあって変な笑いが出ちゃったよ!当然「オレのライバルはオマエじゃねーよ」と断言ですよねー。ほっとしました。数年にわたるダチとの約束をブチ壊すのまじ勘弁だかんな!

夜桜さんちの大作戦

あるふぁちゃんは実質凶一郎Jr?ヨーヨーに鋼蜘蛛使用は面白いアイディアだし、凶一郎兄さん本人がどう思うのか気になる良いフックです。あるふぁちゃんからおじちゃん扱いされそうである。そしてラスト登場の太陽くんの安心感とかっこよさが凄まじい。前作主人公みたいだ。

イチゴーキ!操縦中

4年服役よねん!?とたまげて、そこから別世界線のふたりと邂逅で感情がとても追いつかねー!!それはそうと、イチゴーキくんがねんがん世界旅行を満喫できたのがすごい良かったです!こんな体でも利便性あって良かったな~と自分のことのように嬉しくなれました。

人造人間100

異次元の治癒力≠不死身でいいんですかね?もう自分の身を削るような戦闘スタイルなんだろうか。ううん、その度に№100を激昂させる役目にもなりそうですけど、正直あしびくんは映える戦闘できるのか疑問です。腕チョンパ前提の痛々しいバトルになりそうでウケるのだろうか。

ギンカとリューナ

今週は衝撃情報なかったけど、今週も回想が面白い、ていうかページ数足りない!もっと読ませてくれ!と言いたくなります。まあ、ギンカと妹の人となりがまさか知れたのは嬉しいし、これをもっと読みたいけれど十分でしょう。…結局雪だるまの謎は明かされるのかな。

先週妹の剥製を奪還するためにマガラカの助言も兼ねてダークヒーロー化したギンカですが、彼女の為にデカい墓を作ってあげたのも、更にギンカの解像度が増していって、やはりもっとこういうの知りたかった…!こういうのが明かされるたびに惜しくなれるなあ。

「記憶を失うのは怖いけど、誰かに覚えてもらえばおk」というポジティブシンキングはリューナらしくて好きだし共感できるし、これを本作のテーマ「魔術に不可能はない」と絡めていると猶更エモさと説得力あります。リューナの記憶復活もソレを示唆しているのでしょう。

大東京鬼嫁伝

ラスボス?が数ページでやられてて、こいつよりもやべーやつがいるのは分かったにしても、わざわざ出す必要あったのか疑問です。まあ、でも、おれにちENDとしては無難ながらも悪くはないんじゃないでしょうか。最終回なのにぜんぜん思うことがない。

おわりました。この漫画はなにもかも中途半端すぎる闇鍋漫画でした。キャラ萌え、バトル、オゲレツギャグをやりたいにしても、結局なにをウリとしているのか分からなかった。たぶん萌え豚ホイホイだと思いますが、ブヒらせポイントがなんなのかも分かんなかったです。

(読切のマイチェンだけど)1話は概ね良かったし、例の包丁パロは笑ったし、終盤のじんたくんの覚悟完了は割と評価しているし、良いところがないわけじゃないんですけどね。つーか今思い出したけど、この漫画1話は台詞回しが巧みだったのにそれすらもなくなったなあ。

新連載カルテット

テンマクキネマ

『少年疾駆』の附田先生とエロ漫画家のTosh先生が帰ってきました。結局Tosh先生はXEROSあたりで本業再開しなかったな。『食戟のソーマ』は序盤~中盤は信者化余裕でクッキングレイプでキャッキャしてたのに、十傑戦以降アンチ化しました。そんな漫画初めて。

いまの附田先生に期待できる要素は特にないですが、最近の『食戟のサンジ』は良い仕事してくれたし、気持ちを切り替えて本作も積極的に楽しみたいです。で、題材は映画の脚本。ホモビの世界へ進出するネームドが出てきていずれ新・野獣先輩をスカウトするんでしょう。

キルアオ

あの微妙な読切連載するの!?う~ん…藤巻先生は黒子くんもロボレザも好きなんですけど、読切は『持ち込みのすすめ』しか面白かった試しがないんですよね…どれも正直新人読切みたいな出来だったし、藤巻先生の十八番の企画性がなくて物足りなかったです。

読切版はいちおう「殺し屋のおっさんが中学生になる」という企画性はあったんですが、なろうみたいな人生やり直しもので手垢付きまくってて別にフックじゃなかったなあ。ううん、続く気がしないぞう。藤巻先生は好きなので応援したくはあるんですが、不安9割である。

ドリトライ

読切は超最高だったのに連載して悲しいくらい劣化して愚弄された『ボーンコレクション』の雲母坂盾先生が3年ぶりに帰ってきました。戦後×ボクシング。ああうんはい…その、雲母坂先生ってボクシングに思い入れがあるんですか?と尋ねたいくらい期待性が薄すぎるな。

最近フィットボクシングを機にボクシングに興味を持ち始めて『はじめの一歩』を読み始めたし、アンデラでもやってたソレは面白かったですが、雲母坂先生に求めているのはそういうのじゃないんだよ…読切版ボンコレのパイラさんみたいなダウナーなキャラなんだよ…

鵺の陰陽師

昨年本誌掲載された『鵺ん家』という読切が連載化だそうです。全然内容を覚えていない。どうせまた惰性系他人事退魔漫画なんだろうなあ程度の期待です。

やっとこさ来た新連載、しかも4本なのに、いずれもテンション低すぎて期待作ゼロなんですが、忌憚の無い意見ってやつっス。本当に期待したいものなら早口になってる自信ありますから。つまるところなにが言いたいかというと、吉田B6先生と外薗健先生の新連載あくしろよ!!!

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