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2023年ジャンプ20号感想(『キルアオ』新連載&『イチゴーキ!操縦中』連載終了号) #WJ20

最近よく見ている動画。
アルトネリコ懐かしいなあ。これなんてエロゲ要素とオボンヌととあるダンジョンのBGMの神っぷりは今でも覚えている。

一ノ瀬家の大罪

満を持しておばあちゃんもとい幸恵さんメイン回が来たわけですが…ここまで引っ張ってきて最後にスポット当てられるからにはやべーやつなんじゃねーのという線はあったんですが、うう~ん…正直、想定内かなあ~…って感想です。あまり素直に驚けなかった。

翼くんを岬から突き落とそうと近づいたときは「おいばかやめろ」と悪寒が出てきたんですが、何故幸恵さんはやべーやつなのか根拠が釈然としないままだから驚けなかったのかな。如何にも何かワケアリっぽいんですけど、驚かし方が露骨だった気がします。

そんなわけで幸恵さんやべーやつ説は想定内なんですが、ラストページほんとこわかった!しずかちゃんがボコられたのを彷彿させる歪みと闇っぷりで、これだけで幸恵さんに一体何なのか好奇心を掻き立たせてくれます。ラストに至るまでは全然普通だったのにさあ!

幸恵さんは翼くんよりも先に過去の真実を知っちゃって、最後顔が歪むくらいに自暴自棄なのかなあ。故に颯太さんはソレを避けている?翼くん積極的に思い出して受け入れる気満々ですけど、ズェッテー後悔しか待っていない未来最高案件なんだろうか。

翼くんと颯太さんは実は既に知り合いだった様子なのは、まあ既に美奈子さんと関係アリだしそこまで世界が狭いとは思えません。しかし今週の颯太さんは冷や汗率高いなあ。幸恵さんのやべーやつムーヴを目撃したら一体どうなるのか気になって仕方ないぜ。

海に突き落とされた翼くんは一体どうなるんだ…と気になり視線を下にずらせば「次号、再びのループ」ネタバレしちゃだめだろ担当さん!いやまあ夢の世界だし、死ぬわけないし、ループ案件も納得ですけど!でもちょっとは読者の中で泳がせてくださいよ~!!

キルアオ

表紙にでかでかと映る「黒子のバスケ」に申し訳程度で隣接していた「ROBOT×LASERBEAM」でスゴイシツレイながら苦笑してしまいました。ぼくはロボレザも好きだし、別に藤巻先生の黒歴史でもないだろうに、そんなおむすびのたくわん感覚で小さく表記しなくてもいいじゃん!

そんなわけで本編ですが、流石藤巻先生、ちゃんとブラッシュアップできる技術持っているんだなと感心しました。読切版はイマイチ楽しめなかったのに、今回不思議と良い感じに読後感の良いコメディに仕上がってくれました。ちょっと自分でも嬉しい誤算だった。

まず大狼さんが顔の良い、強いイケおじだったのが良かったです!読切版は悪役みたいなおっさんで回想数ページのみでしたが、今回冒頭数ページでスゴ味を描いて惹かれさせます。アクションはそんな見所さんじゃなかったけど、顔が良いだけでもポイントが高かった。

昔『世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する』というなろうアニメがあって意外と面白かったんですが、本作はソレ同様「まず前世のおっさんがどんだけかっこよくてスゴいかを魅せる」が大きなフックです。ショタ化しても大丈Vという信頼と確信を早速持たせてくれました。

正直冒頭のは雰囲気に流されてしまってると自負しなくはありません。けどぼくはちょろい読者なので、顔が良いイケおじなだけでも頼り甲斐あって強そうだと好印象持てました。もっと言うなら、「このイケおじのままでいいのに!!」と良い意味で残念がれたのです。

勉強楽しいモノローグは読切だとイマイチ共感し難かったんですが、相棒の猫田くん視点で「ちょっとヤベェ事になっちまった」と勉強にハマったのがおもしれー男ムーヴと同時に説得力増してて印象がガラリと変わりました。ここも良いブラッシング。藤巻先生いいな!

そういうわけで「江戸川コナンオルタだけどイケおじなんだよなあ」「おもしれー男」という意識と好印象が高まっていき、後半の変態成敗も半ばコメディ調で描くことでイヤミのない俺TUEEEに仕上がりました。陰口叩いていた女子がデレてくれたのも素直に小気味よかった。

正直すごい面白かったわけでもないし、盛り上がりに欠ける1話でしたが、ベテラン作家らしく安定性のある1話でした。SAKAMOTO DAYSという強敵と仲良く共同蟲毒して頑張ってほしいです。最大の課題点は「メガネいらなくね??」という疑問を吹き飛ばすことですね。

SAKAMOTO DAYS

スラーさんと有月さんはいよいよ別キャラとして分けた良い気がしますが、それでも今週テンパっていると「ラスボスにもこんな時代があったのか…」と感慨極まってます。リオンさんに会話聞かれたときのテンパりかたの余裕のなさが新鮮味あるし、あと顔かわいいな!

キンダカさんが母子を助けてやれば樋口さんが徳ポイント通算するほど認めてやったのが地味にすごく良いですね。冷や汗かきつつ震えてるのがマジに徳積む主義なんだな、あざとい徳の積み方に悔しがってるんだなと親近感沸いてきます。この人全然嫌いになれる要素ないな~。

徳ノートは「花に水をあげる」「ありがとうのハザードランプ」がクッソ可愛くてほっこりしたのに、「クズを殺す」「バカをなぐる」それはほんとうに徳なのか!?ポケカ転売ヤーもボコって徳ノートにメモるんだろうか。でも警察沙汰になってしまうのは、やめようね!

坂本さんのなんとかしてくれる感ほんとすごい。途中で船を足場にしてバイクで対岸の橋に渡るのはムチャクチャだけど、空想科学脳がメキメキ湧いてくるし、QTEっぽくゲームでやりたいヤツです。科学考証は二の次にしてまでケレン味を求める、少年漫画の有るべき姿です。

呪術廻戦

真希さん生きとったんかワレ!!は、逆にあっさり死なれるとクッソ困るからともかくとして、来栖さん生きとったんかワレ!?甘井くんがまさかの助け舟になってくれたり、彼の葛藤が今週の見所さんなんですけど、うう~ん…正直言ってあっさりな処理なのは否めません。

来栖さんが生きてくれたのは嬉しいんですよ。でも数週後に「実はこんなことがあって無事でした」と言われても反応に困る…ダイジェストで描くんじゃなくて、実際に甘井くんが救けてくれたカタルシスが欲しかった。タイミング的にむつかしいのは分かりますよ。

狗巻先輩(片腕ないままみたいだけど)やヤバ覚醒しそうだった三輪ちゃんがしれっと今回フツーに登場していたのも気になったり。三輪ちゃんあのとき素通りしながら殺しそうなオーラあったけど、あれはなんだったの??う~んそろそろ解明されるのかなあ。

五条先生復活フラグもあっさり立っちゃったんですが、これでまたフラグかき乱されちゃうのもなあ。ここ暫く敵優勢展開が続いたので、久々にポジティブ展開が来たのは嬉しいんですが、今週はそんな雑とは言いたくないんですが、やっぱりあっさり進行が気になってしまった。

今週は静かに怒る虎杖くんがかっこよかったです。良い顔だな。共感できる怒りが見られると同時に安心感も提供されたのが不思議でした。九十九㊙ノートは「なんでも喰ってやる」「オマエの中で生きられる」発言といい、まさか九相図マルカジリ展開なのか!?

ところで天元様は意識残っているし、羂索さんの言動に疑問を抱いているし、闇落ちめいた眼の色以外特に変化ないんですが、もうポケモン感覚で羂索さんの呪霊操術を受けざるを得ない様子なんでしょうか。ワンチャン正気に戻る案件くるとも思いたくなる喃。

テンマクキネマ

天幕さんの脚本がやっと今回明かされましたが、ハジメくんがギャン泣き鳥肌レベルのすごさに案の定実感が湧いてきません。「なんとなくそうなんだろうなあ」となあなあに受け取りながら読んじゃう。もっと言うならマジ感がないといいますか。没入し辛いなあ。

この手の創作系漫画で「こいつが書く物語は面白い!」に説得力持たせるのって極めてむつかしいんですよね。ウヒョオオオオ読んでみてえと喉から手が出るほどの熱が伝わる前例がみつからない。つーか、「ならその漫画で連載はじめりゃよくね??」ってなるもん。

ハジメくんと姫希ちゃんが親睦深め合ってるのは、まあ、いいんじゃないですかね。本気で良いと思ってないなコイツ…こういうきっかけを与えた天幕さんにプラス要素は生まれたんですが、微笑ましくはならないなあ。正直この漫画をこれからどう読めばいいのか迷っています。

アオのハコ

体感時間にしておよそ2分くらいでしょうか。横槍は入らなかったけど、流石にふたりだけの世界は長く持たなかった。けれど、最強の余韻は得られたのは間違いないでしょう!わ~もうなんだこれ!すごいレッツ背徳♪なんだけど!この2分を大事にしたいんだけど!

今回千夏先輩にギュっとされたのは間違いなく非日常めいていたわけですよ!それはもう余裕で羨めるくらいに!壁殴っていいくらいに!一時間でも贅沢だけど、そんな2分間だけなのがすごくいい!!余韻に浸れまくりだろこんなの!そら大喜くん翌日もぼーっとするわ!

でですよ、前半だけでもヤバかったのに、今週後半も素晴らしかったわけですよ。ユメカさんの約束されたバスケ復帰も嬉しかったんですけどね、「好きは最強の感情なんだよ」ここで言うのか!!言ってくれたかあああああああああああああああああ!!!!

「好きは最強の感情なんだよ」はさらっと言っちゃいましたが、やべー、またこの漫画で涙腺緩んじゃったよ!なんでって、ユメカさんがその想いを今でも大切にしてくれてて嬉しいし、大喜くんにそれを伝えてくれたのが嬉しいわけですよ!もっと広めるべき最強の名言なわけですよ!

今週でますますユメカさんを救済しておいて良かったなあという喜びと実感が増してきました。大喜くんが身体を張ってチケットゲッツした甲斐があった。マイナスからプラスへの転換が地道に丁寧に描かれてほくほくします。やべー、やっぱアオのハコ好きだわ~。

ウィッチウォッチ

導入が先週の続きみたいだなと予感していたけど、スナオーネイト継続中まじで!?篠原先生は突発的に「面白そうだからやったろ」と思いついたの!?や~でもラブコメ事情は縦展開に関わっているからなあ。いちおう次号にも続くし、だがこうなるとは予感してなかった…!

鬼太郎やカイジネタをはじめとするモイちゃんのボケがキレッキレで、でもこれ女子二人にウケるかなあ…ウケたらいいなあ…と願ってたらウケてたのが良かったです。t.A.T.u.で一瞬怪しくなりましたけどね!t.A.T.u.はタモさんがMステで一番印象に残ったらしいっすよ。

今週のヒットネタは「魔法でラリってる」です。マジのガチで今週のモイちゃんはバグったみたいだったので、作中でもこう言われると大変ずるいですね!や~でもモイちゃんはごくまれにおもしれー男になると刺さるなあ。定期的にラリってほしくなったよ。

モイちゃんにかかった呪いの件はやっぱりシリアスに揺れて緊張感が生じてくるな~。いよいよこれの解明に向かうは、あのフランちゃんが直接参戦まじで!?!?だから乙木家に今まで関与しなかったわけなの!?スゲえな、篠原先生の構成力マジ鬼つええ。

僕のヒーローアカデミア

今週はAFOのターン。まるで前回の全世界映像発信はこれから絶望で塗り替えるぞと言わんばかりの皮肉なんでしょうかね。徐々に希望が見えてきたところで失望させるぞ的な。今週まだ流れは変わってないけど、でもまだ全然絶望ムードに浸れてないですね!

更に若返ったAFOは20代⇒10代後半っぽい。初登場があんな醜いツラなのがうそみたいに美少年でびっくりしています。「殺処分だ愚図が」という言葉遣いも若さがあるな。つーか成年男性であるホークスさんを持ち上げて首絞めてんのやばない??

峰田くんの決死の抵抗にはグッと来たんですが、こんなシリアスムードの最中に「黒影なんか奪っても中二の痛いヤツになるだけだぞ!」はスゴイシツレイながら笑ってしまった!それ常闇くんへの流れ弾にもなってるよ!別に痛くはないだろ常闇くんなら!

今週のMVPは間違いなくデステゴロさん!ヒーローを引退してしまったけれども、ヒーローとしての心が健在なのが最高のエモポイントです。まあこのままフェードアウトさせるのは残酷なんですが、このタイミングで再登場はもれなくグッと来たな…!

ステインさん久々の登場は、度重なる休載がなければアニメとタイムリーだったのかなと思うと少し勿体ないですね。オールマイト先生へラブレターを渡していたステインさんは何がやりたいのか分からないこそ、とんだジョーカーとしての期待値デカいです。

あかね噺

ひかるちゃんの葛藤がとても丁寧で読み応えのある回でした。こういうのを見ていると軽々と「難しく考えず肩の力抜けば?」と声かけるのすら躊躇いたくなるな…朱音ちゃんの落語仲間云々に複雑な表情を浮かべたのも更なる根拠が生まれました。

今週のミソとなるは一生師匠からの好評に「喜んでしまった」という本音です。この後朱音ちゃんと一生師匠のやり取りで更なる次元を知れば、私はバカだと責めていたのも分からなくはないなあ。蚊帳の外…は言いすぎかもだけど、ひかるちゃんを強く尊重したい。

今週でひかるちゃんの人間味が一気に強くなって、勝利への貪欲さに非常に共感させられた回でした。生温い絶賛ではなく、自分自身で認めるほどの頂点を目指す姿勢はカッコイイ。そりゃあうらら師匠も気に入りますわ。この漫画は肉付けするような説得力が完璧です。

朱音ちゃんには落語家として個性が無い問題。これな~、今までずっと引っかかっていたんですよね。もっと言うなら、どんな落語家なのか説明し辛いのがネックだった。たぶん、朱音ちゃんはこれから念能力取得して成長していくゴンみたいなタイプの主人公なんじゃないですかね?

そう思いながら読んでいたらマジのガチで六性図出てきたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?マジかよ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!?

なんなの!?末永先生はぼくの心を読める念能力者なの!?しかもこれ、まいける兄さんが独断と偏見で提唱している存在しない概念とか完全にヒソカのオーラ別性格分析じゃねーか!とりま末永先生もハンター大好きなんだな!ますます信頼できる作家になれて嬉しいぜ!

三つのネタ提示はそこに3びきポケモンがいるじゃろう!但し最後のみっつめ「替り目」はお父さんも演った噺、形見みたいな存在でしょうか。けれどこれが最強の剣かどうかは分からないので、確実に選ぶとしても一か八かの賭け。慎重になってしまいますね…

逃げ上手の若君

吹雪くんがアヘっていたのは笑っちゃったんですが、ダイナミックな展開ですごく面白いです。見開きの尊氏さんのクソデカラスボスみたいなド迫力はすげえ見入るし、頼重さん死亡退場フラグもいよいよ本作のターニングポイントかと思うと本腰入れたくなります。

頼重さんは藤原佐為みたいにいつか退場する予感はしていたし、時行くん同様それを食い止めたい本心でいっぱいいっぱいなんですが、最後に漢を魅せる機会として逃せないよなあと、ここは頼重さんを尊重してやりたくなりました。有終の美を納めてほしい。

泰家おじさんの存在もスゲー良かったです。今週ラストでしれっと時行くんを止めているだけなんだけど、額に何も書かれず、頼重さんを見届ける眼差しにはおじさんのマジな覚悟完了が真摯に伝わりました。こういうのも涙腺緩んじゃうなあ、ほんと涙腺ガバガバっすわ自分。

アンデッドアンラック

おもしれ~!ショーンくんとジーナさんがコンビ組んでスポット当てられるのもまさかの組み合わせでおもしれーし、地球滞在組がこのまま黙っていられず別行動するのも本来まずいことだけども敢えてやってもいい、プランBの策です。素直に許容できる展開です。

勿論この手の勝手な行動にはどうしても報連相を求めてしまうんですが、そこは戸塚先生ならズェッテーフォローしてくれるだろう圧倒的信頼感。つーか、ショーンくんが命令違反じゃねーかとツッコんだあたりからもう隙のないつくりになっていますからね。

ピンチに陥る中、最後堂々と四次元殺法コンビポーズで堂々登場は「あ」と声が出て即座に笑っちゃったよ!こいつらマジでやりやがった!いやあでも良い喜劇への切り替え方です。ナイスなヒキです。ニコさん心底ブチギレで穏やかじゃないですけどね!

今週は正直な欲を言うなら、せっかく宇宙に来たんだから宇宙に行こうぜというムードを味わいたかったな。そして見開きで宇宙を描いて、ニコさんが感動しているのを見たかったなあ。ショーン&ジーナに重きを置いた代償は、戸塚先生も意識していそうですが。

勉タメジャンプ宣伝ページ(P302)

③漫画家・長谷川智広先生の仕事場はどこから徒歩5分?

こんなプライバシーを刹那で答えられるぼくはほんとうにどうかしている。

僕とロボコ

高校生家族でもやっていたけん玉ですが、今週のボンドくんはマジかっこよかったです!スイーツスペシャルだけでも衝撃受けたのに、円月はやてけんは魅せ方かっちょよすぎんだろ!!ググったらマジで実在する技で、そりゃあバミュ小で真似したい子多いだろうな!

マッシュル

「なぜ…立ってこれる…」この漫画のダメージ描写はハナクソですからね。

暗号学園のいろは

過程をキンクリする漫画をどう楽しめと?まあ打ち切りでこうなったんでしょうスッゴイカワイソ

ブラッククローバー

「予想は裏切り、期待は裏切らない」の好例でした。田畠先生はやはり信頼できる。ジャック団長はこのまま犬死は流石にないし、まだ余力を振り絞るだろう、だがそのファイナルアタックが全てを費やした一撃で圧巻の一言。有終の美をおさめてくれましたね…!

ジャック団長まじでこれで終わりかあ~…目覚めたときは知らない天井も有り得そうですけど、死ぬ死ぬ詐欺されても反応に困るのでこの綺麗な退場で十分でしょう。で、次はアネゴレオンなの…?でもこの人なら満足できる死亡遊戯に余裕で期待できるぜ!

夜桜さんちの大作戦

校長の二文字が出てきたときはまさか。はいそのまさかでしたまさかかよー!?教師のひとりじゃないのかよ!?校長ってこの5年間どこまで突き進んだんですか凶一郎兄さん!たぶん校則は六美ちゃん関連で塗りつぶされているんじゃねえかな。

人造人間100

プ、プ、プランク一日500回!?!?!?スクワットや腕立ては許すが、プランクはいやだ絶対いやだスリザリン並みにいやだ。あんなもの、人の心がないヤツが考えたエクササイズに決まってるよ。リングフィットで出てきたときはいつもズルしてますね。しますよ。

あしびくんはどう見ても戦闘特化キャラには見えないので囮に徹するのは納得だし、大量の出血から視界遮断を狙うのも効率的なんですが…もうヴィジュアル的に全然羨めないなこの主人公!打ち切りだから好き勝手できるんだろうけど、ニッチすぎて軽くヒいてます。

イチゴーキ!操縦中

オアー!!予感はしてたけど今週で終わっちゃった!ハッピーエンドを迎えるはずがバッドエンド?いやこれはビターエンド?イチゴーキくんの首から上が不憫なのはアレですが、まあ機械組織メカリア壊滅編が単行本で描き下ろされてTrueENDへ向かっていくのでしょう。

最終回も狂気たっぷりで満足でした。セルティよろしく首無しライダー状態のイチゴーキくんとのエアキスはマジのガチでやべー狂気なのに、なんだか綺麗なものを見てしまった錯覚を受けたよ!ミサオちゃんが可愛く描かれてる分余計にヤバさが増しているんだと思う。

***

林先生連載お疲れ様でした。序盤は弱かったんですが、中盤からギア入れてきて、終盤の超展開バーゲンセールはマジのガチでスゲー面白かったです!次はいったいなにをやるんだと、おもちゃ箱をわくわくしながらひっくり返すように毎週楽しみに読ませていただきました!

後半の超展開は単発のネタ以上に、異様なシチュがすごく面白くて満足感高かったです!ヘンタイプリズン編とか世界編とかある種の出オチだけども、「お!すげえことやってる!」と喰いつけたな~。最後までジワジワ効いていたボディーブローのようでスゲエずるかった。

元々こんな構成ではないだろうし、打ち切り用のプランβも予め用意していたのだろう。だけどそんな打ち切りコースでも逆手に取って面白くさせる林先生のエンターテイナー精神には大変好感持てました。最後まで読者を楽しませる真摯な姿勢ってやっぱり素敵だね。

打ち切りってまず作家生命に関わるし全然良いことじゃないですけど、けれども自分のファッション性をアッピルした林先生のパンクロック精神にはマジのガチで惚れ惚れとしています。打ち切りを恐れず、ピンチにチャンスに変えて面白くさせる林先生カッコイイ。

悔しいけど林先生は世間では全然評価されないし、本作も万人向けの漫画とは認めがたいですが、打ち切りギャグ漫画の新たな可能性を開拓してくれたのはデカいです。年表ENDやページぶち破りENDに通じるものがありながら、新時代を確信させられました。

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