『ダンジョン飯』第6話「宮廷料理/塩茹で」感想 久々のトリガー作画解放 ライオスのサイコキャラも全力解放
◆これまでの感想
◆絵に描いたメシ
腹の音で顔真っ赤になっちゃうマルシルかわいい！
今週は開幕から作画が独特で全体的に3話のリフレインとも言える回だったのだが、、もしかしなくても世界のナベアツよろしく3の倍数の回はトリガーみが強くなる傾向なのかもしれない。
ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア目が動いてる！！！！！！！！！こわいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい！！！！！！！！！！１１１１１１１１１１１１１１１１１１１１１１１１こういうの夢に出てくるからやめてえええええええええええええええええええええええええええ
例によって絵画も魔物の一種だった。確かFFにもそんなモンスターがいた記憶があるな。久々にこちら側を捕食しようとしてくる奴が現れたか。
一方ライオスは絵の中にある飯を食おうとした。何言ってんだこいつ。
今回「絵に描いた餅」という言葉を出していたが、まさかこいつサイコ野郎だけあって料理漫画の単行本ごと食うんじゃないか？本作の円盤もドーナツ感覚で食おうとするんじゃないか？
我ながらライオスのことをなんだと思っているんだってハナシだが、こいつならマジでやりかねない狂気の信頼がある。極限状態に陥ってもメシのためなら狩人になりそう。負けるヴィジョンが見えねえ。すげえけどこええ。
絵画の世界へルパンダイブしてくるぜヒャッハー！
すげえ…こっちが狩人側になったよ。さっきのホラー展開が見事に荼毘に付したよ。本作のこういうところが本当に面白いんだよなあ。絵画の世界に飛び込むのは『デビルサマナー ソウルハッカーズ』のVR美術館を思い出すな。どちらかというと『スーパーマリオ64』のほうがポピュラーか。
◆絵画の世界
絵画の世界は今週Aパートで終わらせるには非常に勿体なかった。
そのうち続きが描かれるかもしれないが、デルガル王子の赤子の姿から一転、ヒゲが生えたくらいの数十年後の彼の時代にワープしたりと、このダンジョンの成り立ちに興味を持たせてくれる。断片的な情報ではあるが。
そんな王子を暗殺した謎のエルフは今後の布石なのだろうな。ライオスが顔を覚えられたのは致命的にマズい気がするが…しかし燃やされそうになったところでなんとか窮地を脱したとはいえ、悪夢のようなエピソードだった。まさか現実世界にも存在したりしていないでしょうね？
ライオスこいつマジぶれねえな。
メシを食う為だけに絵画の世界へダイブしたのでそれ以外やることがないにせよ、アホみたいなツラしてるてきとう作画のせいかしょうもなさがすごい。つーかやってることはタダメシ同然じゃねーか！
なお絵画の世界から食材などは現実世界から持ちこなせない為、空腹も満たせない悲しい事実。めったに食べられない料理の味は舌で記憶できているんだろうか。なかったことにされているんだろうか。すべては虚無に還されたと思うと哀しいなあ…
◆ミミック
Bパートは久々のチルチャック主役回。
ミミックに警戒しまくっては結局罠にかかりまくりな初々しい過去が描かれていた。わかるぞう。『ウィザードリィ』だって宝箱を開けるときはぼくだって慎重になるしかないぞう。今回ミミックを見かければやはり気にしてしまうのは冒険者の性なのだろう。とてもわかるぞう。
しかしミミックに喰われているとフリーレンと並ぶ二大ミミック被害者っぷりがすごい。
コイン虫がかわいいという意見には同感だ。先週はエンカしたときは流石にビビったけど、百足型じゃなくてこのコイン型一匹だけならマスコットめいてて割と好きになってきた。捕まえて観察してみたくなる。ケン助をかわいがってるライオスと同等に見做すのはやめてほしい。
だがそんなコイン虫の後を追ってしまったのは運の尽きか。まさか牢獄へ閉じ込められてしまったとは。一晩やり過ごす手もあるが…頼れる仲間は今はそう、
そうはならんやろどうやってこの体勢なんだよ！？
気持ちよさそうに寝ているあたり、どこでもすぐに寝られるのび太みたいなやつなのだろう。
◆トリガー作画解放
入口付近にある宝箱がミミックと思ったら、密室の奥側にいるやつがミミックでしたこえーよ！！つーかヤドカリじゃねーか！こんな亜種もいるのかよ！実際いても面白いな！
迫真のトリガー作画！！やたらとすごい躍動感！！
ぶっちゃけこんな地味な回で迫真作画や迫真演出をやる必要があるのか疑問だが、アニメスタッフのおあそびを堪能できるのでとても楽しい。本作を飽きさせない要因は引出しのネタが豊富なオムニバス形式なのもあるが、間違いなく作画のおかげだろうなあ。
串刺しトラップこええ…コント回と思ったら出血とか、ドエレーハードじゃん…
なんとかトラップを潜り抜け、間一髪ミミックも退治。門を下ろして潰し、足がゆったりと動きを止めると息の根を止められた生々しい実感あったなここ…
◆茹でミミック
というわけで例によってこいつもメシにします。
まあカニ同然だしね、まずいってことはなさそうだしね。それはさておき、今週はライオスの顔からまるで知性を感じられなくてひどい。
…カニですね。どう見てもカニ。
他の人が見てもミミックだとは容易に信じてもらえなさそうだが、いやしかしミミックという概念を重要視するとそいつもメシにしてしまうのはやれ恐ろしい冒険者だ。
スプーンでほじくるのはとても食べづらいが、細長いものならばとれやすい。なおこれはチルチャック愛用のピッキングアイテムである。まあそれをフォーク代わりにして食うのは全然構わないのだが、チルチャックがエロ同人みたいな目に遭いそうなシチュになっているのと、ライオスの表情が例によってアホなのでしょうもなさが増している。
ここ流石のぼくでもちょっと恐怖を覚えたよ！ライオスマジサイコ！
チルチャックは実年齢29さい。
てもそう見えないが、そんな種族だからと受け入れておこう。そしてさん付けするライオスは年下確定。ググってみると26さいで歳相応っつーかそんな歳離れてねーじゃねーか。
でも実は年上というギャップからさん付けしてみたくなるわかりみは理解できる。表情から年上を敬うかけらもなさそうなのはそっとしておこう。
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