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『バンオウ-盤王-』第65話「元四郎VS真・竜王」感想 新堂竜王は将棋以外興味ないね 一方天草先生はソシャゲ廃人だと…


◆頂上決戦

5月17日(金)に『バンオウ-盤王-』の最新第65話が配信された。

表紙かっこいい!!

うあああああああ
ドラシエルVSドラグーンだこれ!!
前回勝手に月山さんがガメラ扱いされていたが、やはり玄武対青龍のシチュなんだなあ。…それでもなんで玄武なのかは分からんけど。あれ?それじゃあ白虎は天草先生で朱雀は七島名人だったりするのか?この後ベイブレードできるじゃん。

ここだけ見ると月山さんが得体のしれないラスボスみたいな響きだな。だいたいあってるんだけど。

!?
画面から伝わってくる覇気なのか!?それはそれで世界中大変なことになるぞ!?いやでも案外覇気的なものでも有り得なさそうなわけで…

危うくぼくも騙されそうだったよチクショウ!!
この人たちずっと立ちっぱなしでそれを気にすることなく勝負に見入っていたからなあ。まあ限界来てこうなるよなあ。この後海浜でバタバタしてるコイキングみたいに横たわりながらスマホで観戦しているのかもしれない。

◆将棋全振り

完結宣言しているから実現化は厳しいのを理解していながらも、「強くなりたい」という想いを抱く七草先生は第二部の主人公の座を取れそうな姿勢が見られていた。こういうのが物語の延長線を垣間見れるわけだ。

新堂竜王の将棋以外の要素はカプメンCM撮影、あと清涼飲料水のポスターくらいだったか。撮影中も将棋のことばかり考えていそうなんだよなあ。二つの顔を持つのを良いことに、右脳左脳を上手く使い分けていたに違いない。
ところで他の棋士は将棋以外の興味(ex.七島名人なら筋トレ、滝川さんならガーデニング)にスポットを当てられていたのはこのための布石だったのかと思うと興味深い。いや人間誰しもひとつの物事に全振りではない、当たり前のことなんだけども、新堂竜王の異常性を引き立てるならアリですね。

…まあ天草先生がソシャゲ廃課金になっているのも異常なのだが。大金もらえるから課金し放題とはいえ、まだ若い時期に金銭感覚が狂うのはまずいぞ!

会話が成り立たないって具体的にどうなんだ。例えば「やあ新堂竜王!昨日何食べた?」「………」って具合に沈黙マンを貫くのか?そもそも普段何喰っているのかすら分からないよ!食パンを駒に見立ててジャムで文字を描いているかどうかも自信ないし…

今週一番好きかもしれないシーン。一度新堂竜王に勝てた七島名人だからこその醍醐味。こんな将棋星人に勝てたらそりゃあ愉悦だろうなあ。ある意味サンドバッグじみている。上を目指したい天草先生とか、今でも新堂竜王をライバル視している七島名人とか、彼らのスピンオフが脳内生成余裕ですよ。

◆賢者タイム

なんか会場に行くのをあきらめて黙って観戦してました。
ええっ、来ても素でマジで困るとはいえあきらめちゃったの!?うーん個人的には面白いことになりそうだからやってきてほしかったんだけどなあ。まあワンチャンあるとすえば月山さん勝利後に「元ェェェェェェェェェェェン!!!!!!」と叫びながら地球一周して会場到着だな、うん。決着後のほうが一番良いと思う。
あとこうやって姿勢よく完成しているとお兄ちゃんが賢者タイム突入しているみたいで面白かった。

ふと思ったのだが、これってスマホの電源が決着の瞬間切れるオチなのでは?家にいたままのほうが良かったオチなのでは?

残り3話。ラストのふたりだけの世界は極めて意味深な雰囲気だったが、これが最後の一手なのだろうか?まだこれで続くならハードルが上がってしまいそうなのだが、特に心配はしていない。
うーんでもそろそろ終わっちゃうんだよなあ。次回決着、残り2話で後日談じっくりやってくれてもいいんだよなあ。

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