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感情は出してもいい。巻き込まれなきゃいい。

ここのところ、なんだか穏やかな日々を過ごしている。
朝の寝起きも、前よりスッキリとしている。
今までは、5歳になったばかりの息子が、目を覚ました時に私がいないとぐずるので早朝に目が覚めていても、布団の中でゴロゴロして時間を過ごしていた。まぁ寒いし、まだ暗いし起きる気になれなかったのも大きい。最近は、7時には起きようって決めた。7時だとまだ息子は寝てることが多いけど、私が起きて息子も目を覚ましてしまったとしても、7時ならまぁいいやって思える。これが6時半だと、ちと早いなって思ってしまう。ひとりで朝の静かな時間を過ごせるならいいけど、一緒に遊ぶのはちょっとごめんって感じ。で、よし、起きよって自分の意思で起きるのと息子のタイミングに合わせて起きるのとでは朝のスイッチの入り方がずいぶん違う。今までは、朝からグズられるのが嫌で息子のタイミングで7時半〜8時前くらいまで布団の中にいた。5時とか6時に目覚めていたとしても。

でも、自分のタイミングで起きる方がはるかにスッキリする。で、7時に起きよって決めたのだ。で、そうしてみると案外、息子は起きなくて、私が先に起きていてもそこまでグズグズ言ったり泣いたりすることがなくなった。しかも、朝キッチンに立って、乾いた食器たちを直したりお湯をわかしたりっていう細々した作業がゆったり行える。朝ごはんを取るまでに1時間くらい時間に余裕があって、その1時間のうちに息子も目を覚ます。朝ごはんまでに少し遊ぶ時間まである。朝、幼稚園に行くまでに少しゆっくりと遊べる時間があるほうが、息子も落ち着いているように思う。

ってな感じでいい感じできてたのが、今朝は久々に息子のわがままスイッチが入った。寝起きはいつも通りだった。私が朝ごはんの準備をしている間も機嫌よく遊んでいた。のに、朝ごはんを見て急にスイッチが入った。

「イチゴはヨーグルトに入れない!」

昨日はイチゴにヨーグルトかけてたべてたのに。カチンときそうになった。いや、ちょっとカチンときた。でも、「そうなん。したいようにしたら?」とあまり関与しないことにした。

イチゴを別の皿に入れ替え、イチゴの入ってた皿を洗えだの拭けだの、私が関与しないものだから父親を巻き込み、父ちゃんはこっちじゃなくてあっちに座って!だのあーだこーだ言って泣き出す。

これ、結構よくあるパターンで、あーだこーだの間に私がキレて、「もう知らん、勝手にしー!」と怒ってしまう。
「イチゴはヨーグルトに入れない!」の時点で、「そうなんや、ごめんごめん」で済めば別に何ら問題はないのだけど、そこから色んな拒否、要求が飛び出してくるのだ。目玉焼きはいらん、パンの耳きってとか諸々。そして、もう、いい加減にして!とキレるという結末が訪れて、子どもはワーワー泣く割にしばらくしたらケロッとしてるのに、こちらはもやもやを引きずって一日を過ごすことになるのだ。

ところが、今日はちょっと違った。息子の感情に巻き込まれる必要はないのだ。息子もひとりの人間で機嫌のいい時もあれば悪い時もある。その感情に、こちらの感情が引き出されるから巻き込み事故が起こるのだ。そして、これまでのパターンだと、感情を出す→怒られて終わる=感情を出したら怒られる→感情を出すのは悪いことなんだっていうメッセージを子どもに植え付けてることになる。でも、これってまさに、私自身が植え付けられてる観念で、たぶん同じことが子どもの時に起こってたんだろうなと思う。

子どもの感情に巻き込まれなかったらどうなるか?息子は泣くだけ泣いて、ティッシュ山盛り使って泣き止んで、なんだかんだ朝ごはん食べて、まだ多少の燻りはみせるけど、そのうちまた遊びだしてたりする。それでいいんじゃん。ちょっと思ったのと違ってたのがイヤだっただけで、ワーワー文句言って泣いたら気が済むんじゃん。そりゃこっちもいい気分はしないけど、必要以上に感情的になって巻き込み事故に遭う必要なんてないんじゃん。ってことに気づいた。(やっと?)
これなら、感情は出していいんだ、出してスッキリしたらいいんだってことになる。はい、新しい観念に書き換えました。簡単。シンプル。今まであんなに感情的になって振り回されてたのは、やっぱりインナーチャイルドに引っかかってたものがあったんだろうなと思う。気づけてよかった。ありがとう。

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