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コ論ポックル(いえコロポックルです)

最近まわりでよく見かける「論」に乗っかってみた。(タイトル)
多分これが最初で最後だなー笑

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久しぶりに季節ごとに行ってるお寺へ行ってみることに。

紫陽花とかあった記憶はないんだけど…落ち着く場所だし急に思い立ったって事はなにかあるんだな多分、といつものように勘で動き始めた雨の土曜日。

入り口に着くと紫陽花がちょっぴり見えてる。おー、紫陽花あったんだなぁここ。っととりあえず写真を撮ってゆっくりと庭園を散策。

やっぱり花はあんまりないよなぁー、っと思ってたら萩の花発見。秋のイメージだけど早い子はこの時期から咲くらしい。ほほー。


っとウロウロしてたら小さい蕗を見つけた。

蕗と言えばコロポックル。
コロポックルといえば蕗と言うじゃない。
(ものすごい少数派の意見)

ふとコロポックルの目線で見上げてみよう、と思い立ってカメラを構える。我ながらなんでそんなことを思うんだかっていつも後から思う(笑

小さい蕗だから下から見あげようとするとめっちゃローアングルからの撮影になる。雨降りでぐちゃぐちゃな地面だけど、チルト式液晶なのでそこは楽チンなO-MD。素敵。

コロポックルは北海道のアイヌの伝承に出てくる「蕗の葉の下にいると言われる小人」のこと。とても恥ずかしがり屋で人前には姿を見せないけれどアイヌの人たちとは友好的で物々交換をしたりしてた。
 ある日アイヌの若者がそっと物を差し込んできたコロポックルの手を掴んでチセ(家)に引きずり入れた。美しい少女だった。姿を見られたコロポックルは「トカップチ!」と叫んで姿を消した。それからアイヌの人たちの元にコロポックルが姿を現す事はなかった。

ちなみにトカップチというのは簡単に言うと「腐っちまえ!!」

いや、ちょっと雑になった。正しくは「水は枯れろ」「魚は腐れ」の意。
まぁいずれにしよ怒り心頭のコロポックルが残した呪いのような言葉。これが現在の十勝地方の語源という説もある。
(地方によってこの伝承はいろんな異なりがある)

水木しげるロードにあるコロポックルのブロンズ像 @wikipediaより

ちなみに北海道の蕗はその昔は4mくらいの大きさになったというラワンブキというのがある。馬に乗っても葉の下に入れたというからすごい大きい。それからだんだん小さくなってきてしまっているらしいけれど、JAあしょろがラワンブキの維持に努めているらしい。がんばれー!

ラワン(螺湾)ブキみたいに大きくはないけど蕗はおばあちゃんの家にいくとよく食卓に出てきた。煮物はもちろん味噌汁にも蕗。テーブルの上は蕗フキふきfuki...

小さい頃に食べさせられすぎて今は蕗が食べれなくなりました…(・・;)チーン



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