「どうせ無理？」「だったらこうしてみたら？」

植松努さんをご存知ですか？

北海道で電磁石の研究開発を行う㈱植松電機の代表を務めながら、幼い時から憧れていた宇宙への想いを持ち続け、いまその夢を実現し、ロケットの研究開発に携わっておられます。

TEDxsapporoの動画は400万回再生、「どうせ無理」という言葉をなくして人の自信と可能性が奪われない社会を作りたい、と全国で素晴らしい講演を続けています。

https://www.youtube.com/watch?v=gBumdOWWMhY

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

１１月２日、京都弁護士会主催の「憲法と人権を考える集い」で植松努さんの講演会がありました。https://www.kyotoben.or.jp/kenjin/

植松さんは７月末にも京都で講演会を開催されており、約３か月の間に２回お話を伺ったことになります。

７月の講演で初めて植松さんのお話を伺ったあと、みな一様に高揚感に溢れた明るい表情で会場を後にしており、世の中は優しく可能性に溢れているように感じました。
私もすぐに一緒に聞いた友人と「なんかしよう！」「わたしあれやってみたいの！」とたくさんのアイディアとやる気が溢れてきました。

ところが、仕事をするとき、生活のなか、子どもと接するなかで、
いつも心に残して伝えてあげたいと思ったにもかかわらず、
目の前のことで慌ただしく過ごしているとそのメッセージを忘れてしまいそうになっていることに気付きました。とても残念に思いました。

なんとなくのイメージでも良いから、ひとつでも留め置きたい。
そんな想いで、２回を通して書き留めたメモをもとに、絵も加えて残すことにしました。

これを公開しても良いですか？と植松さんに突然のメールを送らせていただいたところ、本当にびっくりするくらいすぐに、ぜひ！と返信をくださいました。とてもあたたかいメールでした。

講演会を聞いた方が、
これから講演会に行く方が、
本を読んだ方が、
YouTubeでTEDxspporoを見た方が、
記憶に残す一助になって、
「どうせ無理」
に閉じ込められてちょっと元気ない人や子どもたちに
「だったらこうしてみたら？」
と言ってあげられる前向きな世の中になりますように。

私はこの最後のページの、
【植松さんの中にも潜む暴力を
「努は優しいね」というじいちゃんの言葉が抑えている】
というエピソードがとても好きです。

これからの未来を担う子どもたちに
暖かい言葉をたくさんかけてあげてほしいと思います。
誰しもに芽生えうる暴力を、その言葉が救うことがあると思うからです。

Q＆Aも刺さる内容ばかり、こちらの記事にまとめています。
https://note.com/harutana/n/nf44f45e84abf

会場での質問には、ブログ上でとても丁寧に回答して下さっています。
なんと２６個も！本当に頭が下がります。

https://ameblo.jp/nyg1t10/