小説レビュー③
こんばんわ。春の玉ねぎです。
今回は、聖なる怠け者の冒険につづいて狸繋がりということで有頂天家族を読みました。
森見さんの作品にしては主要キャラクターが多い印象があり、前半はキャラ紹介や過去の話に重点が置かれていて、あまり物語に進展がなかったので少し退屈でしたが、後半の畳みかけは流石でしたね。家族たちが次々と捕まっていくのは読んでいてとてもハラハラしましたし、金曜クラブに電車で突っ込んでいくのは非常にスッキリしました。
赤玉先生も最終的には扇も弁天も帰ってきたし、天狗的威厳も回復してよかったですね。
自分はあの兄弟の中では、固く真面目な弥一郎タイプだと思うのですが、弥三郎のように面白おかしく生きていきたいです。
次に生まれ変わるならたぬきになりたい(笑)
おもしろきことは良きことなり!
それではまた
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