陰湿と自己嫌悪

嫌いなあの女の猫、癌になったならはやく死んだらいいのに。
目の前を走る自転車、あの車とぶつかったらいいのに。
あなたのお気に入りのキーホルダーにカッターで傷をつけたり、靴を裏返したり、飲み物に石鹸混ぜてたのも、ぜんぶ私だよ。みんな、漠然とした不安だけ抱えて、私のように苦しんで生きていけなくなればいいのに。

みんなが不幸になりますように、ばっかり祈っている私って普通ですよね。みんなそう祈って生きてますよね。私だけだと思いたくないです。みんな誰かを呪っていますよね。そこにあるのは単なる憎しみではなくて、私自身の押し付けですよね。わたしは、私を知ってほしいんです。私が私を知りたいように。

私は、私をいつになったら認めてくれるのでしょうか。私だけは私のことを信じて、わかりあえると思っていたのに、私自身の敵はいつだって私だけです。

わたしはだれを呪ってるのでしょうか。やり場のない怒りが、他人に対しての攻撃に変わっているのは、他人と自分の区別がついていなくて、すべてが自分に対する罰であり、いつかどこかで誰かに嫌われることを罰としたいのかもしれないですよね?そうですよね?

そんなわけないじゃん、おまえは弱いだけだよ。誰かとまっすぐ向き合う度胸もない、自分の立場がかわいくて、いい人と思われたいけどバランスがとれなくて陰湿な犯罪行為で欲求を満たしているだけの、くずだよ。

なぜ私は罰せられないのでしょうか。私がどこにもいないという証明でしょうか。私はいまここに生きている確信がありません。私自身は、いったいどこにいますか。

悲しくて仕方がないです。私は、私自身がバカな命で、価値もないことが、悲しいです。


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