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AKGの白くておしゃれな有名ヘッドホンが良すぎる【K701】

こんにちは。Harushikaです。

以前、agのWHP01Kというワイヤレスヘッドホンを紹介しました。

詳しくはその記事に書いていますが、WHP01KはaptX-LLという遅延の少ない無線接続の規格に対応しています。例えば、動画の編集をするときにも、画面と音のズレを感じることなく快適に作業でき、さらにはノイズキャンセリング機能にも対応、買った当初はこれから1番よく使うヘッドホンになると思っていました。

ただ、購入からしばらく経った今は、週に1度使うかどうかというくらい。当初思ったよりかなり使う機会が少なくなってしまいました。

じゃあ今は何を使っているのかというと、WHP01Kを買う前から愛用していたAKGK701という有線のヘッドホンをメインで使用。

けいおんというアニメで秋山澪というキャラが使っていたことから、通称「澪ホン」とも呼ばれ、アニメ好きの方には割と知られているヘッドホンだと思います。

agのWHP01Kもいいヘッドホンなんですが、家で使う分にはノイズキャンセリングよりも装着感や音質が大事だなという事に気づきました。

購入してから少し時間は経っていますが、AKGのK701があらためて素晴らしいヘッドホンだと思ったので紹介することにしました。おすすめしたい理由を、外観、装着感、音質、コストパフォーマンスというポイントに分けてお伝えします。


▼動画版はこちら▼


外観

メインカラーは、アクセントでシルバーやグレー。個人的に白色が好きで、K701を購入したきっかけも、白くてデザインが気に入ったから。ヘッドバンドだけ牛革の赤茶っぽい色ですが、そのうちやる気がでれば、自分で白かグレーに着色してみたい。デザインが特徴的なので、人によって好みが分かれるかとは思いますが、個人的にはレトロっぽさを残しつつガジェット感のある見た目がシンプルなデスク周りのアクセントにもなってお気に入り。

【K701】僕の愛機、AKGの白い有名ヘッドホンが良すぎる【けいおん_澪ホン】 6-11 screenshot

【K701】僕の愛機、AKGの白い有名ヘッドホンが良すぎる【けいおん_澪ホン】 2-8 screenshot

白より黒が好きという方には、K612K702といったK701とほぼ同じデザインでカラーが黒の別機種があるのでチェックしてみてください。


装着感

本体重量は290gで特別軽くはないですが、長時間付けていても全然体に負担は感じません。その理由は、圧迫感の無い軽くてフワッとした付け心地

ヘッドホンはその構造から大きく分けて、密閉型(クローズド型)と開放型(オープンエアー型)の2つがあります。ヘッドホンを装着したときにちょうど耳に着ける部分をハウジングと言って、ハウジングの中には音を出すドライバー(振動板)が搭載されており、ハウジングが密閉されているのが密閉型ヘッドホン、そうでないものが開放型ヘッドホンです。そして、K701は開放型。解放型は、構造上遮音性が低く音漏れすることが前提で、一般的な密閉式のヘッドホンと違って側圧を優しくすることができ、長時間付けていても耳や側頭部が痛くなりにくいのです。

また、イヤーパッドは耳をすっぽり覆ってくれる大きさで、低反発なベロア素材を使用しているので肌触りも快適。

【K701】僕の愛機、AKGの白い有名ヘッドホンが良すぎる【けいおん_澪ホン】 4-6 screenshot

動画編集作業をしたり、アマゾンプライムで映画を見たり、YouTubeで動画をみたりと、一日中ヘッドホンを付けている事も珍しくないので、体への負担が少なく楽に装着していられるというのは、デザインや音質以上にこのヘッドホンを使う理由。WHP01Kの装着感も決して悪くはなく、構造自体も違うので比べるべきではないですが、自然とK701を手に取ってしまいます。それほどk701の付け心地がお気に入り。

【K701】僕の愛機、AKGの白い有名ヘッドホンが良すぎる【けいおん_澪ホン】 4-18 screenshot

約1年間使ってきましたが、ワイヤーが伸びてしまう事もなく、購入した直後から快適な装着感は変わらず。ただ、使用頻度がかなり多いためイヤーパッドは若干ですが汚れてきました。まだ許容範囲ですが、いずれは交換用のイヤーパッドを買って交換しようかと。

【K701】僕の愛機、AKGの白い有名ヘッドホンが良すぎる【けいおん_澪ホン】 4-58 screenshot


音質

開放型であるK701は、密閉式のヘッドホンでは味わえない音場の広さ音の抜けの良さが聞いていて非常に心地いい。中高域の伸びの良さが際立ちつつ、低域を強調しすぎず程よく鳴らしてくれるので、強めの低音が苦手な僕の好みに合っています。特に女性ボーカルをよく聞く人におすすめ

家で使う分には音が漏れても問題ないですし、聞き疲れしにくいので、例えば映画を見たり、ゲームをしたりと、長時間のリスニングにも向いています。軽くて付け心地も良いので、ほんとに1日中付けていても疲れないんじゃないかと思うくらい、体に負担のかからないヘッドホン。

K701はモニターヘッドホンという、イコライザで特定の音域を強調したりせず、原音を忠実に鳴らすスタジオ向けのヘッドホン。音の解像度や分離感が強く、ひとつひとつの音がよく聞こえるので、動画編集をする人にも向いています。

K701を買う前は同じくAKGのK612という下位機種のヘッドホンを使っていましたが、価格差に納得の音質の違いを感じたことをよく覚えています。今まで1万円クラスやそれ以下のヘッドホンを使ってきた人は、いつも聞いている音楽をK701で聞けば「こんな音なってたんだ!」という発見と驚きがあると思います。僕もそうでした。


コストパフォーマンス

2021年の6月時点での販売価格は約2万円。音質を考えればかなりコスパは高いと思います。そもそも2005年にk701が初めて発売されたときの価格は8万円超え。生産拠点がオーストリアから中国に移ったことによって大幅に値下げされたみたい。しばらくの間は国内正規品の販売が終了していましたが、ファンから要望に応えてヒビノが取り扱いを開始、ヒビノ独自の1年保証を加えた3年保証モデル「K701-Y3」として現在は販売中。

僕のように、アニメのけいおん放送当時に欲しかったけど、高くて手が出なかった人には、2021年でも十分通用する音を鳴らしてくれるので心の底からおすすめしたい。


さいごに

いかがだったでしょうか。今回はAKGのヘッドホンk701を紹介しました。本当に値段以上のクオリティーを持つヘッドホンだと思います。気になった方は是非、チェックしてみてください。



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