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本当に1万円でいいの?と思ってしまう最高のヘッドホン【ag/WHP01K】
こんにちは。Harushikaです。
実は僕、ずっと欲張りな条件でヘッドホンを探していました。
その条件はこんな感じ。
・低遅延ワイヤレス
・ノイズキャンセリング付き
・低域より中高域重視
・カラーがホワイト系
・デザインが好み
・20,000円以下
先日、ついにこの条件を全てをクリアするヘッドホンが発売されました。
予約購入したものが届き、数日間使ってみたところ、これがめちゃくちゃ良かったので、今回はこのヘッドホンのレビューをお届けします!
▼動画版はこちら▼
カラーとデザイン
カラーバリエーションは、ブラック、ダークグレー、クリームの3色。個人的な好みとしてはホワイトかライトグレーがあればよかったのですが、それがなかったので色的に一番近いクリームを購入。
複数の異なる素材で構成されながらも、一体となったデザインとなるように、素材や表面加工にこだわり、細かなトーン調整を行なっているそう。僕はモノを買うとき、かなりデザインを重視しています。なので実用性や機能性が高くても、デザインが好みでないと購入しないことも多いのですが、このヘッドホンのデザインは好きです。イヤーパッドやヘッドバンドの形、ワントーンで仕上げられた配色など、シンプルかつミニマルなデザインがとてもお気に入り。
また、本体の表面がマット加工されていて、皮脂や指紋が付きにくくなっています。
実際に届いたものを見てみたら、予想よりクリームがシックな色合いで、白で統一しているデスク周りにも違和感なく溶け込んでくれました。
音質
ヘッドホンはやっぱり音質も大事。
agのイヤホンやヘッドホンは、日本のハイエンドオーディオブランド、finalが全面監修をしています。 もちろん、このヘッドホンも。
多くのワイヤレスイヤホンやヘッドホン製品では、高音域で聴き疲れする音が発生していて、そうした現象を回避するために低域が過度に強調されているなど、バランスの取れていない製品が多いのですが、agではBluetoothに起因する高音域の気になる部分のみ僅かに補正するという独自の方法を採用しているそう。
実際に聞いた感想としては、音の分離感が強く、ひとつひとつの音がしっかり聞こえます。また、クリアな音で、低域より中高域重視の僕にはちょうどいい音。低域もしっかり出ていますが、ゴリゴリの重低音を楽しみたいという人には迫力に欠ける音かもしれません。
いづれにしても価格以上の音だと思います。
ワイヤレス通信(Bluetooth)
Bluetoothにはコーデックという通信の際に使われる音声データの圧縮方式がいくつかあるのですが、このヘッドホンでは以下のコーデックに対応しています。
・SBC
・AAC
・aptX
・aptX LL
この中でも、aptX LLは、途切れにくく高音質、さらに超低遅延なコーデックで、音楽はもちろん、ゲームや動画も快適に楽しむことができます。10,000円以下でこのaptX LLまで対応しているワイヤレスヘッドホンはなかなかありません。
実際にaptX LLで接続し、動画を見てみましたが、まったく遅延は気になりませんでした。他のコーデックも試してみたら、多かれ少なかれ遅延を感じたので、aptX LLのすごさを実感しました。
今までは動画を見るときは有線のヘッドホンを使ってましたが、これのおかげでYouTube鑑賞中にトイレに行きたくなったときなど、いちいちヘッドホンを外す必要がなくなりました。些細なことのようで結構大きな変化だと思います。
aptX LLで接続するには、ヘッドホンだけでなく、再生する側の機器もaptX LLに対応している必要があります。ただ、現時点でaptX LLに対応しているスマホは無いようです。僕の場合は、aptX LLに対応しているCreativeのUSBトランスミッターをPCに接続して使っています。
ちなみにマルチポイント接続に対応していて、PCやスマホなど複数の機器との同時接続ができるので、接続したままそれぞれ切り替えて使うことができます。
ノイズキャンセリング
ハウジングの内側と外側にセンサーを搭載したハイブリッドノイズキャンセリングを搭載しています。オンオフは本体の物理ボタンで切り替えることができ、音楽を流さずノイズキャンセリング機能単体でも使うことができます。
実際に使ってみた感想としては、AppleのAirPods Proと比較すると効きは甘いです。電車内で比べてみましたが、AirPods Proを10とするとWHP01Kは6といったところ。ただ、価格の差が20,000円程度あるので、それを考慮すれば値段相応だと思います。室内で使う分には十分ですし、ノイキャンが苦手な方にはこのくらいがちょうどいいかもしれません。
また、本体にマイクが内蔵されていて、ノイキャンを聞かせながら通話をすることができるので、テレワークにも活躍してくれそうです。
使いやすさ
本体は折りたたんでコンパクトに収納することができ、持ち運びにも便利。
充電端子は現在の主流であるUSB-Cポート。一回充電すれば、ノイキャン有りで25時間、ノイキャン無しで35時間の再生ができます。また、充電が切れても有線接続で使うことができます。
装着感としては、軽くてフィット感も良く、長時間付けていてもあまり疲れません。
コストパフォーマンス
値段は税込み9,800円で、比較的手の出しやすい価格設定。
パッケージに「この価格帯で間違いのない『定番』といえるワイヤレスヘッドホン」と記載がありましたが、本当にそうだと思います。10,000円以下でノイズキャンセリングと超低遅延コーデックaptX LLの両方を備えているヘッドホン自体がまず少なく、そのうえ音質までいいというヘッドホンは今まで殆どありませんでした。
2万円以下という条件でずっと探していた理想のヘッドホンが1万円で手に入るとは...
10,000円以下で大丈夫なのかとメーカーを心配してしまうほど、コストパフォーマンスに優れているので、ワイヤレスヘッドホンを探している方には、ぜひ選択肢に入れてみて欲しいなと思います。
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