見出し画像

分岐する世界樹 -第24話

作子が行ってしまった。なにか魂が抜けたような、立ち上がるのも億劫な気分になった。母親が心配するだろうなと思ったが、日が深く傾くまで、木陰で片膝を抱え、立てた方の膝に額をつけていた。

ここから先は

925字

すたんだーどぷらん

¥500 / 月
初月無料
このメンバーシップの詳細

いつもありがとうございます。執筆のエナジーチャージのためいいなと思ったら「スキ」していただけると幸いですー(*'ω'*)