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2020年1月版VRChat Avatar3.0用DefaultAnimationの作成方法

DefaultAnimationとは、手のジェスチャーによる表情変更をした後にもとに戻す為の表情のAnimationになります。
このDefaultAnimationがない場合は、表情を切り替えると表情が戻らずにそれぞれの表情に干渉してしまい、表情が混った状態になります。
Avatar3.0の表情Animationを設定する上で必ず必要になるAnimationです。

1.DefaultAnimationを作成する

(1) 表情Animationの作成方法で紹介したアニメーション用のモデルを使用します。Animation用のモデルを選択>Window>Animation>「Animation

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(2) 左上の表情データを選んで>「Create New Clip...」でファイル名を「Default」と付けて作成する。

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(3) Add Property>表情の入ったメッシュ>Skinned Mesh Renderer>「LipSyncで使用するモーフ(シェイプキー)以外の表情」を(+)ボタンで追加する。
※LipSyncで使用するモーフ(シェイプキー)を追加してしまうと、手のジェスチャーをした際にLipSyncが動かなくなってしまいます。

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(4) キーのスタートを「0:00」にして、終わりを「0:01」にする。
スタートと終わりのキーの値を「0」にする。

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以上で、DefaultAnimationの作成でした。
※LipSync以外のモーフ(シェイプキー)を「0」にするのは表情を変更しないというAnimationです。HandsLayerのIdleのAnimationにセットすることで表情を元の表情に戻せて、表情が混ざるのを回避できます。
②アバター設定編3のAnimation設定で使用します。

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