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山アイロン部 in 後楽園ホール

プロレス初観戦の山アイロン部員(+α)と共に後楽園ホールへ。

アイスリボンのプロレスは、一度見てもらえれば誰しも楽しんでもらえると思う。だけど大体の人は観戦のきっかけがない。自分がXに女子プロレスの写真を投稿し続けているのは、そんなきっかけの一つになるかもと思っていたから。今回は山アイロン部仲間から「興味ある」と聞いたので、これはもう連れていくしかないとタイミングを図っていた。(楓歩さんに複数予約できる(*´Д`)ハァハァ、と思っていたことは秘密・・・)

当初予定していた3/23後楽園は合わなくて延期。あらためて観戦の興行に据えたのが6/23後楽園ホール大会。その間だけでアイス界隈では色んな事が起きた。楓歩さん長期欠場、いぶきさん妊娠休業、ウナギサヤカさんアイス参戦。藤本つかささん復帰。

中でも単騎スターダムに乗り込んでアイスリボンでのIWGP戦を呼び込んだ藤本つかささんの奮迅たるや。その勇気と団体愛に”ラストサムライ”と称した友人の表現はいい得て妙で感慨深い。

IWGP、MIOさん選手復帰、トーナメント決勝。複合的な話題が絡むことになった注目の大会。これが初観戦となる山アイロン仲間がどんな感想を持つのか楽しみでもあり、不安でもあった。何しろスターダムファンが大挙して駆け付けているIWGP戦。この行末によって場内が不穏な空気になりかねず、続くセミ、メインへの影響は免れない。

しかし全くの杞憂だった。IWGP戦はハプニングによりレフェリーストップで終わったものの、岩谷選手の虹の架け橋のような暖かいマイクに救われた。アイスファンもスターダムファンも一体となったあの会場の風景は忘れられない。その熱量のままセミもメインも大いに盛り上がった。

「めちゃくちゃ面白かったー!」
「本当に痛そう」
「岩谷さんが一番可愛かった」
「紙テープ回収係の人たちが機敏」←選手だと思っていなかった
「黒い人が何か好き」←中島安理紗選手
「ハム子さんが気になる」
「ハム子さん魅せる動きが素敵」
「ハム子さん大好き」

みんなの感想が意外というか新鮮で。ハム子さん大人気。自分は「YuuRIさんのパワーに対してどんな組み立てをするのか」なんて考えながら観戦していたけれど、彼女たちはハム子さんの仕草、お腹を駆使したコミカルな技、観客を巻き込んだ掛け声を素直に楽しんでいて。話題の選手揃いの大会の中で凄いことだと思う。

山アイロン部は実質写真部なので、当然写真に対しても抜かりはない。皆100mm以上のレンズを用意して「ロープが邪魔ァ」「ブレる」とぶーたれながらも見事に選手を捉えていた。肝心のわしは慣れないズームレンズでピントが定まらずあんまりだったけれど、みんながプロレスを楽しんでもらえたからよし。

満員の後楽園、新人の発表も含めて、とても感慨深い1日だった。