月、自販機、猫
残業を終え、外を出ると夜の空になっていた。
車に乗ると、夏のムッとした空気と違って冷たい。
エンジンをかけて走らせ窓を開けると、冷たい風が車の中を爽快にする。そんな風は少し湿度を含んだ秋の香りがした。
この時間は、赤信号に合うことが少なく走れた。
一度だけ信号が赤になって止まっていると、ヘッドライトが前方の車体に反射してフロントガラスが明るかったのか、カメムシが止まった。カメムシはフロントガラスの真ん中に歩いていく。
運転中のど真ん中、カメムシが気になって運転しにくい。そのうち家の駐車場についたのでそのままにして自宅に帰る。
朝、
職場の人に、水がぬるかったけれど最近は少し冷たくなってきたという話をしたら、彼岸花が一斉に咲き始めてるという話になった。
そう言えばなぜ一斉に咲くのか、
種子をもたず球根でしかも同じ遺伝子を持っているかららしい。
仕事中眠くならないように自販機でコーヒーを買うため財布の中をみると小銭が5百円玉と10円や一円しかなかった。
お札も持っていなかったので、500円玉を自販機に投入。しかしお釣りのところに落ちてくる。コーヒーが買えなかった。500円玉をみてみると、今年の新500円だった。
偽造防止で新たに作られた新しい500円玉は使えない自販機があるらしい。
熱い最中で水が欲しくて、そんな時だったらどうなるのかと思ったりする。
自宅に着くと玄関に猫が出迎えてくれた。知らない人の足音だとサッと逃げるのに私の足音だとわかっているようだ。
夜、ゴミを出しに外を出ると半袖だと肌寒かった。夜空には月が輝いている。その近くで木星が輝いていた。
10月は、月の近くに土星、金星、火星が見れる日があるそうだ。
そんな空の下。猫も寝ているので
そろそろ寝ることにする。
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