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流星群の撮影に出向いたら凍死しかけた話②

こんにちは
はる(@haru_photo495)です

前回の『流星群の撮影に出向いたら凍死しかけた話①』の続きです。


双子座流星群の見える夜、自転車にまたがって琵琶湖に向かった私が
20分後に見た景色とは....。



今まで見たこともないような



満点の星空でした。



琵琶湖の周辺なので高い建物があるわけでもなく
強い明かりがあるわけでもない
空には雲一つない


本当に星空がよく見えました。


琵琶湖沿いを自転車で走っていたのですが、
もう目は上にしか向かず
まるで星の中を泳いでいるような錯覚に陥るほどでした。
途中で何回もバランスを崩さぬよう手を広げて
星を浴びました。



そうやって夜空にくぎ付けになりながら
目的地まで走っていたら、なんと。


『キラリ・・・』


自分の中に衝撃が走りました。
そう、流れ星です。
はっきり見えました。

興奮しすぎて自然と「おぉぉぉぉ!!!」と叫んでしまいました。

またしばらくすると、チラリ。
またチラリ。


体感的には10分に1回くらいは
流れ星が視界に入ります。

見頃の日の前日でもこんなに見えるとは思いませんでした。
もう、興奮は最高潮に達しています。


『僕は、この流れ星を捕らえる。絶対に!』


そう意気込んで
第一目的地の琵琶湖沿いの駐車場に自転車を停め
リュックから広角レンズのついた一眼レフと三脚を取り出し
急いでセットをしました。


しかし、ここからが悪夢のはじまりでした...。
でももう、自分の気持ちを抑えることはできませんでした。
いくら手がガチガチに震えていて、
琵琶湖から吹く風に飛び上がったとしても....。

だって、あんなキレイな流れ星を見せられたんですから...。


と、今回も長くなってしまったので、また次回。

「コイツ、中々死にかけないなぁ」
と思ってる方、すみません。
多分次回で無事死にかけます。

お楽しみに。


https://www.instagram.com/haru_photo495/



滋賀県在住 駆け出しの風景写真家 Photograher/Shiga Prefecture