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出産時の対応で、その後の立場が決まる①(出産準備編)

段取り八分という言葉がありますが、出産に向けて、皆さんができることは多くあります。

奥様は、命をかけて出産に挑みます。

初めての出産で何をしたらいいのかわからない

仕事が忙しい

などの不安はあるかと思いますが

しっかり準備をして、出産の日を迎えましょう。


奥様とのコミュニケーション

最も重要なのが、奥様のメンタルケアです。

本当に重要です。

奥様は体調や体の変化や、出産への不安から精神的に不安定になりやすいです。

仕事や将来への不安もあるかもしれません。

もしかしたら、元気な子どもが産まれてこないかもと、悲観的になっているかもしれません。

つわりで思うように食べることができず、赤ちゃんの体重が心配になっているかもしれません。

「産まれてくる子どものために、残業を頑張ろう」

という前時代的な考えは捨て、できるだけ一緒にいる時間を増やす努力をしましょう。

一緒にお散歩に行ったり、むくんだ足をマッサージしたり、子どもの名前や、産まれてきたら行ってみたい場所、やってみたい事など、どんどんお話してください。もちろん、お腹の赤ちゃんにも沢山お話をしてください。

みなさんも、日々仕事でストレスが溜まっていることとは思いますが、

《奥様のメンタルケア》

覚えておいてください。


仕事の段取り

予定日通りに陣痛が来るとは限らない為、事前にやっておくことが多くありますが

上司や同僚への説明と理解

はしっかりと得るようにしましょう。

急な破水などに備えて、いつでも駆けつけれる体制を整えなければいけません。

「周りに迷惑がかかる」という気持ちは捨て、割り切って行動することが大切です。

落ち着いたら、「ご協力ありがとうございます」と感謝を伝えれば、大丈夫です。

また、育休取得の可否に関わらず、少なくとも数日は仕事を休むことになるので、できるだけ早いうちから、復帰後の憂いを減らしておきましょう。

出産後できるだけ早く赤ちゃんの保険証が必要になる場合もありますので、事前に必要書類を確認しておくと良いでしょう。

安定期に入った後から、定期的に周囲に情報を伝えることで、応援してもらいやすい雰囲気を作り出すのも大切です。


出産の流れや、夫の役割などをあらかじめ予習しておく

初めての経験ですので、わからなくて当たり前です。

当日になって焦らないよう、できるだけ事前に情報を集めておきましょう

インターネット以外でも、

・産院で開催される、父親教室に参加

・定期健診に同行し助産師さんに質問をする

など、具体的に行動し、お産の流れや産院のルールを頭に入れておきましょう。

私は、仕事の関係で父親教室に参加できませんでしたので、妻から小言をいただきました。


入院準備

旅行とは違い、出産の入院は事前に用意するものが多くあります。

産院から指示があり、基本的なリストをもらいますので、必ず奥様と一緒に用意をしてください。

・授乳しやすいパジャマ

・産褥ショーツ

・骨盤ベルト

・授乳用ブラジャー

など、見たことも聞いたこともない物がリストに並びます。

急に救急搬送になった場合や、切迫早産で入院になった場合、

わけもわからず一人で買いに走る

ことにならないようにしましょう。

また、退院時に備えて、チャイルドシートやドレスなども必要です。

何よりも、奥様とコミュニケーションをとりながら準備をすることで、

一緒に出産に向かうという気持ちが湧いてきます。


自宅のセッティング

出産後の入院を終えて、自宅に帰ってくるのはいつになりますか?

そのまま帰る方もいれば、1か月ほど実家で過ごす方など、家庭によって様々です。

まだ帰ってこないからと、一人暮らしを謳歌するのは禁物です。

生活スペースの確保はもちろん

・肌着やおむつ

・ミルク、哺乳瓶や消毒液

・赤ちゃん用の洗濯洗剤

・赤ちゃんのお風呂、石鹸

・授乳クッション

・ベビーカー

など、奥様と相談し、一緒に生活する用意も忘れずに行いましょう。

今までの生活になかったものがどんどん増えていきます。

また、赤ちゃんが口に入れてしまうような小さなものは、撤去しておくことが望ましいです。

奥様が欲しいものがあれば、つべこべ言わずに購入しましょう。


最後に

備えあれば憂いなし!

奥様のメンタルの安定を目指し、夫として、父親として、献身的に行動していくことが、今後の生活に繋がります。


みなさんの子育てライフがより良くなりますよう、応援しています。





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