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コロナでベトナムでも死者が。大切なディテール

おはようございます。
おび はるです。


ご存知の方も多いと思いますが、
ベトナムは2月下旬位まで
中国人・韓国人の観光客を


普通に受け入れていたにも関わらず、
つい最近までコロナによる死者ゼロ。


徹底したコロナ対策は、
多くの国に高く評価されていました。


しかし、7月になって第二波が来て、
とうとう死者が発生。
最新のニュースでは死者24名。


ベトナム中部の大都市・
ダナンでの感染拡大が
注目されています。


その中で、少し古いですが、
こんなニュースをご紹介します。


↓新型コロナ、ベトナム国内の死者6人に 当局が埋葬方針示す↓
https://www.viet-jo.com/news/social/200803143759.html


‥今回は死者の埋葬のお話です。
朝からそんなの読みたくないという方
・・・すみません。
どうか、このページを閉じて下さい。


・・・


・・・・・


・・・・・・・



「ベトナムでは7月31日に
国内初の死者が出たが、


新型コロナで死亡した
患者の埋葬について、


ダナン市保健局は(中略)
火葬センターで火葬(または土葬)
を行う方針を明らかにした。


遺体は病院から
火葬センターに直接搬送され、
死亡時刻から24時間以内に埋葬する。


遺族は遺体の搬送車に
同乗することはできないが、


防護服などを着用し
感染予防策を徹底した上で、
埋葬に立ち会うことができる。


土葬の場合、浸水しない高地に
墓穴を掘ることとし、


墓穴の消毒を施し
粉末状の石灰を散布した後、
早急に埋葬を行う。」


・・・家族が埋葬に
立ち会えるというところ、


大事なディテールだなと感じました。
家族が埋葬される時には
やっぱり立ち会いたいですもんね。


また、ベトナムでは、
人が亡くなった時、
今でも土葬が一般的です。


ここは賛否両論あって、
衛生などを考えて、火葬が
奨励されるようにはなりましたが、


心情的に遺体を焼きたくない
(輪廻転生ができないのではないか等)


という気持ちが強く、
今でも土葬が根強く行われています。


日本では、火葬が一般的なんだよと
話すと驚かれます。


さすがは先進国、
だけれど家族は同意してるの?


魂は無事、あの世に行けるの?
などと尋ねられます。


また、土葬は3年位土に埋めた後、
一度掘り返して、骨を洗って、


骨をまた集めて、
改めて埋葬するらしいのですが、


その作業は夜中に、
そのお家のお嫁さんが
お墓に行ってするんだと聞いて、


当時まだ20代前半だった私は、
ひえ〜無理だ!


私はベトナム人の
お嫁さんにはなれない!


もしそうなったら、
火葬を主張する!
と、思ったものです。


どんな国も、伝統や習慣を
陰で支えているのは、


その家の女性の、
表には見えない労働だなあ
と思いました。


そして、自分の死後は火葬にしてね、
と遺言を残すことは
比較的簡単にできそうですが、


自分以外の家族、
特に義理の父や母が
亡くなったとして、


土葬の習慣が根強い中で、
火葬しましょうと主張するのは、
かなりハードルが高そうです。


ベトナムで火葬が
一般的になる頃は、


女性がもっと
生きやすくなっているかも
しれないですね。


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いかがだったでしょうか?

また明日!
今日も素敵な一日を♪


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