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えっ、今のわかった?〜コミュニケーションギャップの話

おはようございます。
おび はるです。


質問ができる、
わからないって言えるって、
大事なスキルだなと感じています。


通訳で、相手の話を聞いていて、
「えっ、今のどういう意味??」と、
わからなくなることがあります。


わかったフリは最悪なので、
必ず確認を取るようにしますが、


1回の質問で的確な回答が
もらえないこともあります。


通訳が質問するのに、
あまり時間を取るのも良くない


(他の皆さんからは話が見えず、
一体ずっと何を話しているの?
という雰囲気になる)


ので、適当なところで切り上げて、


こんな話があったけれど
自分はわからなかった


ということも含めて
訳すようにします。


そうすると、
その疑問ポイントが、


お客さんにとって
重要でなければ
スルーされますし、


お客さんにとっても
大事なポイントであれば、


そこを突っ込む質問が
返ってくるので、


それをまた相手方に投げることで、
話が明確になって行きます。


・・・というわけで、私は
「わかりません!教えて下さい!」


ということに抵抗がないし、
納得するまでしつこく聞くのが
大切だと思っていて、


それが習慣化していますが、


そうではない人も
結構いますね。


特に、ベトナム含む
外国籍の人と一緒に働いていて、


日本人のスタッフが
何やら複雑な日本語で
指示を出している時。


「今のわからなかったんじゃないかな・・・」
と心配になって確認するのですが、


「大丈夫です!わかります!」
と言われて。


そうか、大丈夫なのか、
と思って放っておくと、


やっぱりわかってなかった!
という結果になり、


指示を出した日本人スタッフが激怒する、
という展開を何回か見てきました。


その度に、次は、
わからなかったら確認してね、
質問してね、と言いますし、


相手はハイ、と答えますが、
やっぱり質問しない、確認しない。


なので、わかっていなさそうで、
自分も時間に余裕があれば、


別室で
「今の話はどんな内容だった?」
「何を指示された?」


などと質問して、
確認するようにしてます。


なぜ別室でやるのか。
本人が「わからない」ことを
恥ずかしく感じていることが多いので、


人前でそれを明らかにしてしまうと
本人のメンツをつぶしてしまうかな、
と思ってのことです。


その確認作業をしていて感じるのは、
人によりますが、
日本語能力が高いとされている人でも、


(日本語能力検定の
1級を持ってます、とか、


日本で就職して
3年は経ってますとか)


何がわからないのかも
わからないくらい、


わかってないことが結構ある、
ということ。


話が抽象的で
長いほどそうなる。


指示を出す側の工夫も
必要だと思います。
結論から話す。明確に話す。


紙に要点を書いて、
一緒に見ながら話す。


ですが、明確に話せないことも
実際の仕事の中ではあるので、


明確に話すことばかり気にしてると、
抜け落ちてしまうこともある。


明確に話せる段階になるまで
外国人スタッフには
話しづらくなったり、


説明のための資料を
いちいち準備するのが
面倒くさかったりした結果、


日本人スタッフにばかり
仕事を振ったり話をしたり。


そういうことの積み重ねで、
外国人社員が疎外感を感じて、
退職、という話にまでなる。


この問題、結構根が深いというか、
難しいな、と思っています。


もう少し、
深掘りしてみたいと思いますが、


一方で、あなたが採用する
外国人社員が、


(外国人に限らないかも
しれませんが)


「わかりません」
「どういうことですか」
「教えて下さい」


と言えたら。


その人はすごく優秀
というか一緒に働きやすい人
である可能性が高いので、


ガッチリつかまえて下さい!

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今日のレッスン♪

わからないことをわからない、
と言えるのは、

スキルとメンタル、両方必要。

わからないことを明確化して、
相手に伝えられるスキルと、

自分がわからないと
率直に言える勇気と。

そして、理解したい!という熱意も。

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いかがだったでしょうか?

また明日!
今日も素敵な一日を♪


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