詩『あの花は何処…』
去り行くあなたは
まるで雪のやう
その身溶けるとも
決して消えぬその気高さ
空も見惚れて
青さを忘れるその靜謐さ
されどあなたは
一輪の花
この手で抱いても
溶けはせぬけれど
失せる悲しみは
雪と等しく
決して忘れることは
無いでせう
あなた亡き今
愛を求めて蜜蜂は
色無き空を虚しく飛ぶ
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去り行くあなたは
まるで雪のやう
その身溶けるとも
決して消えぬその気高さ
空も見惚れて
青さを忘れるその靜謐さ
されどあなたは
一輪の花
この手で抱いても
溶けはせぬけれど
失せる悲しみは
雪と等しく
決して忘れることは
無いでせう
あなた亡き今
愛を求めて蜜蜂は
色無き空を虚しく飛ぶ
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