詩『郷愁』
萬里の旅に疲れ果て
飛べぬ鳥はただ歎く
天は涙を顧みず
冷たい雨を撒き散らす
凍える身體に染み渡る
瞼裏のまほろばよ
遠き國のイメエジよ
虹の線路は山を越え
可哀想な鳥を乗せ
黒い列車が走り去り
轟く汽笛は問ひ掛ける
行き先は何處
行き先は何處…
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萬里の旅に疲れ果て
飛べぬ鳥はただ歎く
天は涙を顧みず
冷たい雨を撒き散らす
凍える身體に染み渡る
瞼裏のまほろばよ
遠き國のイメエジよ
虹の線路は山を越え
可哀想な鳥を乗せ
黒い列車が走り去り
轟く汽笛は問ひ掛ける
行き先は何處
行き先は何處…
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