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ふたりだけのサークル活動

朔とは大学生の時に知り合った
大学の交流会

女子は短大生
男子は建築科のある大学生

いつもは断るコンパ
インテリアが好きなわたしは
建築科というものに惹かれて
参加した

たまたま、隣同士に座った彼を
質問攻めにした
どちらかと言うと無口な彼は
私の問いに答えるカタチ

一方的に気になる事を
どんどん聞いていた
それに彼は丁寧に答えていた

おしゃべりな女と
無口な男は
相性最高!だと
何かで読んだ

わたしたち、サークル作りましょう
 ?
建築、インテリアを巡るサークル
 ?
んーと、そうだなぁー
サークル名は
“サクと巡る”ってどう?
 ?
Planを考えよう
 ?

彼の返事も聞かず
半ば強引に
連絡先を交換して
次の会う日を決めた

それから私たちは
休みの度に
サークル活動した

って言っても2人だけだけど

居留地の建物のカフェとか
建物博物館とか
美術館の催し物とか

ほぼ、私の行きたいところ

彼の話や考えを聞くのが好きだ

反論する私に
わかりやすく説明する彼
納得する私

現在
私たち社会人
朔は建築会社
私は美術館の受付
2人とも忙しい毎日

だけど
今もサークルは続いている

おしゃべりな女と
無口な男は
相性最高みたいだ

#One scene to imagine
#想像するワンシーン
#いつかのワンカット
#小さなエピソード
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#ショートストーリー
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#スキしてみて
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#無口な男
#相性最高みたい
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