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九龍ジェネリックロマンス4巻感想(ネタバレあり)


『彼らはまるで水槽のなかの魚』

最新刊読みました。
結構、重要な事実がガツンと判明しましたね…。
がっつりネタバレしていきますので、以下ご注意ください!


まずはこれに触れないわけにはいかないでしょう。

第二のグエン失踪事件について。

本人も蛇沼も知らなかったようですが、驚きでしたね…
『なんらかの力により無理やり失踪させられた』とばかり思っていましたが、実は音もなく煙のように消失していたとは。
トリガーは恐らく「オリジナルが九龍に帰ってきたら」でしょうか?
まるでドッペルゲンガーです。
本アカウントがログインしたらサブは消えるのか。
誰が考えたのか、その仕組み自体もまだよくわかりませんが、ちょっと悪趣味だなあと感じます。

次に鯨井Bについて。
少しずつ明らかになっていく過去バナですが、やはり鯨井Aさんとは別人だなと感じます。雰囲気や考え方が全く違う。
私は新しもの好きで、素直で、良く悩み良く食べ良く笑う鯨井さんのが好みです(聞いてない)
冗談はさておき。
気になっていた死因についても、ラストでようやく少し言及がありました。

自分は『自殺』だったのではないかと考えます。または、自殺とみられる死に方ですね。
何かの間違いだよと繰り返すグエンを見るとそうとしか…
ちょっと違っていてほしいですが。辛すぎる。

今の工藤がオリジナルなのか問題もあります。
蛇沼は「第二の人物」であると推測していましたが、その理由が「二人が恋人同士のように見えたから」というのが少し気になりますね。
裏を返せば「オリジナルの工藤が彼女と付き合うことはありえない」と言うことになりますからね…
なんだか嫌な予感がしてきましたが、待て次巻か。ぐぬぬ。

最後に。
鯨井Aはジルコニアンか?問題
ほくろがあるから違う、と蛇沼は断じていました。そこまでのコピーは現状難しいという事なのでしょうが、実はこの発言でこの世界には「コピーされた人間」がいるという事が決定してしまいました。
私は蛇沼がそうなのではないかと思っています。
あまりにも跡継ぎとして登場したタイミングが良すぎることが…まあ、まだよくわかりませんがね。
そんなこと言い出したら、そもそも、鯨井Bのほくろがタトゥーでないと言う保証もないわけで。彼女こそがジルコニアンであったという可能性ですね。いや、考えすぎか。


とまあ、結局なにもわかんないでまた次巻かよ!なわけですが
少しずつ傍観者ではなくなってきた工藤さんやら実は真相を探っている側だった蛇沼陣営の活躍にも期待大。
何より鯨井さんが笑っていられるような、そんなラストを待ってます。
哀しい展開にはどうかならんでくれ…。たのんます。
5巻楽しみです。








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