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【第0話】叩き台

話の叩き台を出すのが好きだ。


例えば「結婚相手のどんな欠点なら許せるか?」という叩き台。

「どんな人がタイプなの?」とか、「逆にどんな人が苦手なの?」とかいう質問は比較的よくある。

これらの質問はどんな長所が好きか、どんな短所が嫌いか、という話である。

しかし、完璧な人というのは存在しない。
人はみな、何かしらの欠点を持つ。
自分にも欠点があるし、結婚相手にも欠点がある。

ならば、短所をネガティブに捉えずに、
「どんな欠点なら許すことができるか?」と質問すれば、その人の価値観がより分かるかもしれない。

これを友達に聞いたときに「なるほどね」と前のめりになってくれると、自分はとても嬉しい。

そしてその回答も、人によって全然違って面白い。


世間に溢れていない、が、聞く方も話す方も面白い。そんな質問が飛んで来た時、そんな質問を考えついた時、アドレナリンがドバドバ出る。

これが自分言う「話の叩き台」のイメージだ。
叩き台という言葉の使い方が合っているかは、知らない。


小さい頃は、誰しも創造性を持っていた。
しかし、大人になるに連れ、型にはまったような発想しか出来なくなってくる。


僕は、創造性を取り戻したい。
創造性が、これからの時代を生き抜く鍵になると思っている。

僕は、自分の中に眠っている創造性が引き出されるのでないか、と期待して、大学一年生の頃から日記を書いている。

カフェでリラックスして、ニヤニヤしながら書いた日記の中から、叩き台は生まれる。


僕の文章を読んでくれた方が、(つまり僕の日記を読んでくれた方が)、「なるほどね!」とニヤニヤしてくれたら、僕は嬉しい。

もっと言うと、それを友達や家族の間で「話の叩き台」にしてもらえると、とっても嬉しいのです。







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